父親が実の息子を殺害した。原因は「自分の（父親の）ヤギを殺したから」。しかも殺された男性の弟も、殺害に関わっているという。

南アフリカのクワズルナタル州で、9月11日、父親とその息子を逮捕したと警察が発表した。逮捕された父親（62）には2人の息子がおり、そのうちの1人（32）が殺害され、もう1人の息子（20）が殺害に関与したとして父親と共に逮捕されている。

父親の供述によると、32歳の息子は知的障害者であったとのこと。8月21日、その息子が父親のヤギを父親の許可なく殺害したことで父親が逆上、もう1人の20歳の息子と共に32歳の息子の両手をワイヤーで縛ると棒状のもので何度も殴りつけた。さらにそれだけでは終わらずに、鋭い農具で息子を刺して殺してしまった。2人はその後、殺害した息子の遺体を川の近くへ投げ捨てた。

警察が20歳の息子に事情を聞くと、息子は殺害をあっさり認めたため、父親と共に9月11日に逮捕されることとなった。この息子の供述で、32歳の息子の遺体が川べりの草むらから発見された。父親と20歳の息子は殺人の罪で起訴される。
（TechinsightJapan編集部　FLYNN）