エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】“高校指定のジャージを着用”“有名ショップの紙袋がカバン代わり”。ダサい女子大生だった夏目三久。

「どんなに突っ突いても、絶対に本性を出さない」とウンザリする有吉弘行の目の前には、いつものように微笑を浮かべる夏目三久がいる。有吉、マツコ・デラックスと共演する番組でも彼女が多少感情的になって反論するのは、出身地の大阪の悪口を言われた時ぐらいである。“美人でブランド物を着こなし、いつも上から目線のお嬢さん”と夏目を見ている有吉は、何とか公の場で彼女の実態を暴きたいのだ。

9月8日深夜放送の『ナツメのオミミ』(テレビ朝日)は、夏目がMCを務めるトークバラエティ番組である。今回は前・後編と2週にわたり、初の男性ゲストとして有吉を招いたのだ。

後編では有吉が連載を持っている男性誌の担当編集者であり、夏目とは大学が同じで大親友だという市村阿理さんが番組に出演した。何とか有吉は市村さんから、“素の夏目三久”の姿を聞き出そうとした。

市村さんは有吉が大変な信頼を寄せている編集者だという。「女性の中で一番、下ネタに付き合ってくれる」といい、話を聞いていても仕事のできるサバサバ系の女性と感じる。

夏目は大学時代、スペイン舞踊部に所属していた。市村さんとはその部活で出会った。大学1年生で初めての部活の時、市村さんは夏目の服装に驚いたそうだ。ジャージで集合したのだが、ほとんどの新入生がスポーツブランドのジャージを着ている中、夏目は高校時代の指定ジャージで現れたのである。おまけに、胸には大きく“夏目”と書かれたゼッケンも付いたままだったという。そして彼女はバッグ代わりに、有名ショップの紙袋を愛用していた。大阪から東京に出てきて大学生になった夏目にとって、有名ショップの紙袋を持ち歩くことは“カッコいい”と感じ、紙袋がボロボロになるまで使っていたそうだ。番組で披露された大学時代の写真を見ても、2人とも真面目で地味だったのが分かる。

有吉が予想していた“高級ブランドを愛用する、派手なお金持ちの女子大生”とは程遠い、夏目の大学生時代。それが今では、モードなショートヘアと個性的なファッションを着こなせる女性へと成長した。さすがの有吉も「よくぞ、ここまで…」と絶句したほど、夏目は変わったのだ。

仕事をする姿勢は自分にも相手にも厳しい有吉が約4年もの間、担当する編集者として認めているのが市村さんだ。どうやら彼女も夏目も性格や考え方が似ているらしく、学生時代はなかなか気の合う女友達ができなかったらしい。話を聞いていると、2人はプロ意識の高い仕事人である。女を出して仕事で甘えようとする、有吉の嫌いなタイプでは無さそうだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)