エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪】「“Num Lock”押す」「マウスのボール抜く」。鈴木おさむが収集。“上司への小さな復讐法”。

放送作家の鈴木おさむが、劇作・脚本・演出を手がける舞台「鈴木おさむ劇場 第一回公演『美幸』-MIYUKI-」のための情報提供をブログで募っている。舞台のテーマが「復讐」ということで、「ムカつく上司への小さな復讐、ありますか?」とブログの読者に呼びかけているのである。

この呼びかけについて、自身がMCを務める『鈴木おさむ 考えるラジオ』(TBSラジオ)で、放送作家・鈴木おさむは、予想を超えた反響の大きさに驚いていた。

鈴木のブログへのコメントで一番多かったのは“パソコン”にまつわる復讐だ。上司のパソコンに対して「こっそり“Num Lock”を押す」や「マウスのボールを抜く」「マウスの動きを遅く設定する」「カーソルをゴミ箱に捨てて、カーソルが出てこないようにする」などを行う。パソコンを使い慣れている人ならば簡単だが、そうでない人にとってはまさに“一大事”になりかねない復讐法が書かれていた。

パソコン以外では、「椅子のキャスターを緩め、キーキー鳴るようにする」「上司の椅子を思いっきり蹴飛ばす」などが綴られていた。そのほか、「上司に出すお茶」についてなどは多くのコメントが寄せられていたが具体的には、あまりにもえげつないのでここでは控えることにする。いずれも恐ろしいものばかりである。

鈴木は、これらの復讐は女子独特の発想だとし、多くの情報が寄せられたことに驚いていた。ブログ上では、これらを読んだ鈴木の妻であり芸人の森三中・大島美幸が「めちゃくちゃ面白いね」と語ったことも綴られていた。共演者の出水麻衣TBSアナウンサーには「気をつけないと、田中みな実 (TBSアナウンサー)にやられるよ」と笑っていた。

これら“小さな復讐”。遠くで起きていれば「面白い」と笑えるものだが、いざ身近で行われるとなると、標的が自分でなくとも急に背筋が寒くなるものばかり。世間の上司と呼ばれる方々はせめて“Num Lock”くらいは覚えておいて損はないかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)