エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪】スカイツリーから花火はどう見える? プラチナチケットを手に入れた辛酸なめ子が直球レポート!

漫画家でコラムニストの辛酸なめ子が、隅田川花火大会を東京スカイツリーから鑑賞した。186倍の倍率だったそのプラチナチケットを手に、いざ向かったスカイツリーからは、どんな花火が見えたのだろうか。

漫画家でコラムニストの辛酸なめ子が、ラジオ番組『荒川強啓 デイ・キャッチ!』(TBSラジオ)に9月11日に出演し、「なめちゃん、ひと夏の思い出を語る」と題して、この夏、東京スカイツリーから鑑賞した隅田川花火大会の様子を語った。

この日、2つの展望台に入場できるプラチナチケットを手に入れることができたのは約700人。地上350mの天望デッキは、混雑のため前列は歩きながらの鑑賞となった。また2列目は、立ち止まれるのだが、花火を見下ろす形になるため2列目では、一切見えなかったようだ。

そこで辛酸は、450mの天望回廊というフロアから見ることにしたという。ここでは最前列も立ち止まって鑑賞することが許可されていた。しかしこのフロアは窓枠が多いため全体が見辛く、さらに、アルコール類含め飲食物持ち込みが一切禁止だったため、眼下に見える隅田川に浮かぶ宴会中の屋形船が、羨ましく思えたという。

最初は、幸福感いっぱいで訪れたスカイツリーだったが、開始1時間前から場所取りをはじめた辛酸は、冷房がよく効いていたため「足がバキバキ」に冷えてきたという。さらにあまりにも高すぎるスカイツリーからは、花火が上がっても小さく見えてしまい、音も聞こえない。また、バックが夜空ではなく、街の灯りやカメラのフラッシュ等の明るいもので花火はあまり目立たなかったと語った。普通の日なら綺麗だと思える夜景も、この日はありがたくなかったようだ。

唯一、辛酸が“良かったこと”と語ったのは、発射台から自動制御で上げられたまん丸な花火を上空から確認できたことだけだったという。

来年も「一度は空からの花火を見てみたい」という多くの人々が応募することだろう。しかし、抽選に当たっても、実際には足元に広がる無音の小さな花火を鑑賞することになるようだ。何事も経験しなければ分からないものである。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)