アジア発!Breaking News

writer : katakura

【アジア発!Breaking News】愛犬が生きがいだった男性。愛犬の死後、埋葬場所で焼身自殺。(台湾)

ペットの愛好家は増えており、我が子のように可愛がっている人も少なくない。しかし、ペットとの生活に生きがいを感じていた男性が、ペットの死後、自殺するという悲しい事件が起きた。

蘋果日報によると、事件があったのは12日、新北市の路肩。早朝4時頃、市内に住むタクシードライバーの男性(59歳)が、友人に電話で「疲れた。先に行くよ」と話した後、車内におよそ20リットルのガソリンをまいて火をつけ自殺した。警察と消防が駆けつけ、消火活動が行われたが、男性は既に死亡していたということだ。

警察の調べでは、男性はこの日ガソリンスタンドでタンクいっぱいのガソリンを買うと、突然店員からノズルを奪い、後部座席に置いてあった衣類にガソリンをまいたという。店員が止めると、男性は「いっそのこと全部燃やしてしまうんだ」と話し、店員が事務所に戻って通報している隙に、男性は車に乗ってスタンドを出た。

男性は離婚後、10年以上飼っていた愛犬と暮らしていたが、その愛犬が先週死に、友人に「人生がつまらない」と漏らしていたという。男性が自殺した場所は、愛犬を埋めた場所で、知らせを受けた元妻や友人は言葉を失った様子だった。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)