エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「地獄の苦しみから這い上がった」。内村航平の活躍に小柳ルミ子が感涙。

ロンドン五輪の体操男子個人総合で優勝。“金メダル”を取った内村航平選手に、歌手で女優の小柳ルミ子がブログでコメントを寄せている。内村選手のメダル獲得はもちろんだが、北京五輪から応援してきたというその成長を喜ぶ気持ちが伝わってくるものだ。

ロンドンに向かう前には「いますぐにでも演技したいほど調子が良いです」と自信を見せていた内村航平選手。しかし、五輪には他の世界大会とは違った何かがあるのだろう。体操男子の日本代表選手たちもその“魔物”のせいか、ミスが続いたのはご存知のとおりだ。

小柳ルミ子は8月2日に『小柳ルミ子オフィシャルブログ』で、「内村君! 貴方は凄い!」と彼の活躍に感激した心境を綴っている。4年前の北京五輪から内村選手を応援してきたという彼女は、今回のロンドン五輪でミスが続いた時にも常にプラス思考で見守ってきた。

内村選手が「今まで、自分が何をやって来たのか分からなくなった」と口にした時に小柳ルミ子は、「不謹慎かもしれないが、私はシメシメと思った」と明かす。「地獄の様な苦しみから、孤独から、彼がどう這い上がって来るのか見たかった」と彼が成長するチャンスだと捉えたのである。

そんな彼女の期待を内村選手は裏切らなかったのだ。立ち直って“内村航平”らしさを見せてくれた彼に「23歳の若者が、ここまで人間力を見せてくれたことに感動し、私は涙が止まらない」と彼女はいう。

この後、8月5日から行われる体操男子種目別決勝でも日本代表選手はもちろんだが、やはり内村航平選手の演技が楽しみだ。小柳ルミ子はそんな彼に「自分を信じて、演技を楽しんで下さい。たとえ落下しても、価値ある沢山のことを学んだのだから」と言葉を贈った。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)