イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達・番外編】映画『トップガン』の名監督、脳腫瘍を苦にしての自殺か。その死を悼む声が続々と…。

映画『トップガン』(1986年)をはじめ、『ビバリーヒルズ・コップ2』(1987年)や『アンストッパブル』(2010年)といった素晴らしい映画でメガホンをとってきたトニー・スコット監督が、8月19日(日)にカリフォルニア州のビンセント・トーマス橋から飛び降りて死亡。68歳であった。

昨年暮れのこと、映画『トップガン』続編の撮影に向けて俳優トム・クルーズがトニー・スコット監督と構想を練る段階に入ったと当サイトでお知らせした。先日にはトム本人がファロン海軍航空ステーションを訪れ、続編始動に先立ちリサーチを行ったと報じられる中、スコット監督はビンセント・トーマス橋から飛び降り死去。その訃報が流れた数時間後、沈痛な面持ちでレストランを後にするトムの姿がキャッチされている。

自殺の原因は明らかになっていないものの、遺書を残しての覚悟の死であったことが判明。一部報道によるとスコット監督は手術不可能な脳腫瘍を患っていたといい、監督と親しい間柄にあったという人物は『ABC News』に対し、監督はガンができていることを知っていたなどと証言している。

この訃報を受け、ジャスティン・ティンバーレイクは「トニー・スコット監督のニュースを聞き、すごく悲しい。彼の映画があったからこそ、僕の成長期はより楽しいものになったのだから。監督の家族の皆さんにお悔やみを申し上げるとともに、祈りをお捧げします」とツイートし、同じく映画界を牽引してきたロン・ハワード監督は「これ以上トニー・スコットの映画が制作されることがないだなんて。悲劇的な日だ」とツイートしている。

イギリス生まれのスコット監督には、3人目の妻ドナとの間に2人の息子もいる。今後さらなる活躍を期待されていただけに、映画界は今大きく揺れている。スコット監督のご冥福を心からお祈りしたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)