エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】“スイカとカップケーキ”で息子の誕生日を祝った、コウメ太夫。シングルファーザーとなった彼のブログが泣ける。

エンタ芸人として一世を風靡したコウメ太夫が、今年5月に放送された深夜番組『テベ・コンヒーロ』(TBS系)に出演し、再び注目を浴び始めている。彼は3年前に離婚し、現在は息子を引き取りシングルファーザーとして頑張っている。その息子が今月5歳になったのだが、ブログに綴られた親子で誕生日を祝う様子に目頭が熱くなるのだ。

2005年バラエティ番組『エンタの神様』に小梅太夫として初出演しブレイク、顔を白塗りした芸者風の姿で「チックショー!」と甲高い声で叫び、人気を博していた。だが数年でブームは去り、その後は表舞台から消えてしまったのだ。

コウメ太夫がシングルファーザーとなった詳しい経緯は明かされていない。だが彼のブログをさかのぼって読むと、まだ幼い長男を引き取り親子2人で生活して行くのは本当に大変だったことが分かる。地方での営業も多いコウメ太夫は親族の手を借りつつも、普段の生活では子どもの食事や身の回りの世話を父親である彼がこなしているようだ。

7月4日付のブログ『Koume Dayu』では、“息子誕生日”と題して親子2人、自宅でお祝いした様子が綴られている。食卓テーブルには、前日に子どもからリクエストのあった“スイカ”、そして違う種類のカップケーキなどがふたつ。写真に少しだけ写っている子どもの小さな手は、テーブルの上で握りこぶしになっている。大好物を前にして「早く、食べたい!」と楽しみに待っているようだ。どんなにささやかでも父親から誕生日を祝ってもらった思い出は、永遠に忘れることはないだろう。

今回コウメ太夫のブログを読んで知ったのだが、彼の父親は幼い頃に他界しているようだ。昨年、33回忌だとブログに書かれていたので、ちょうど息子と同じくらいの年齢の頃にコウメ太夫は父親と別れている。今年彼の姿をテレビで見て一番驚いたのは、全盛期と比べ随分と痩せていたことだ。ブログには、体調を悪くした頃もあったことが綴られていた。愛息のためにも、まずは“健康第一”でいてもらいたい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)