イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】セリーヌ・ディオンVSケイト・ウィンスレット? 「タイタニックのあの名曲に吐き気」発言で…。

1か月ほど前のこと、女優のケイト・ウィンスレット(36)が自分の出世作とも言える『タイタニック』のアノ名曲を、“ウンザリ”と発言して物議を醸していた。これに対し、その曲を歌ったセリーヌ・ディオンは…。

4月15日で沈没して100周年を迎えたタイタニック号。これにちなんで『タイタニック(1997年)』の3D版が全米公開となっていたが、関連したMTVとのインタビューにおいて、“ローズ”を演じた女優ケイト・ウィンスレットがとんでもない発言を放っていた。

「これを言ってはならないことくらい十分に分かっているわ。でも、あえて言わせて。セリーヌ・ディオンのあの曲に、私は文字通り“吐き気”を催すのよ。本当にもうウンザリなの。」

それは他でもない、セリーヌ・ディオンが大ヒットさせた同作品のテーマソング、『My Heart Will Go On』のことであった。『タイタニック』のメガヒット以来そのメロディが耳について離れず、行く先々で「待ってました」とばかりその曲が演奏されるというケイト。場は盛り上がるものの、ケイトもこの曲を聴いて喜んでいるという解釈だけは間違っていると主張する。

“吐き気を催す”と言われてしまった、世界の音楽ファンに愛されている歌姫セリーヌ・ディオン(44)。シーザーズ・パレス・ホテルと長年契約して来た『A NEW DAY』コンサートは、すっかりラスベガスの名物になっており、観客はやはり『My Heart Will Go On』で特別な盛り上がりを見せる。今年2月には、声帯の不調を理由にしばらくのブレークを申請してファンを心配させたが、現在は元気な姿でステージに立っている。

そんなセリーヌは、このほどNBCの朝の番組『TODAY』とのインタビューに応じ、「『My Heart Will Go On』は永遠の名曲と言われるまでになったわ。そんな曲を歌う機会を与えられたことに、私は心から喜んだものよ」と誇らしく答えている。それでもケイトの発言に対する感想をズバリ求められると、セリーヌはこう語った。

「何回あの曲を歌ったかしらってカウントしようとしたら、確かに私自身もちょっとウンザリするかも知れない。いい加減あれを聞き飽きてケイトが吐きそうですって? うーん、あの曲を歌っていたのがアナタじゃなくて良かったわって感じかしら。」

ケイトを批判することなく、質問を上手にかわしたセリーヌ。さすがはその曲を愛し、その曲で億万長者になったプロである。ケイトもファンや作品への敬意を優先すれば、「それを言っちゃオシマイよ」な発言は控えるべきであったように思うが、いかがであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)