エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】“欲しいものは何でも手に入る”。二世タレントの羨ましすぎる、子ども時代。

世間に名の知れた芸能人の家庭といえども、一般人と変わらない生活を送っているところから、お手伝いさんを雇っているような裕福な家庭まで色々である。歌手の前川清(63)を父に持つシンガーソングライターの前川紘毅(26)も恵まれた家庭に育ったが、経済的な面だけでなく幼い頃は入手困難といわれるものでも、父に頼めば欲しいものは手に入ったというのだ。

2006年にシングルデビューした前川紘毅。6月1日放送の『Oh!どや顔サミット』(テレビ朝日系)に出演した彼は、小学生の時のあるエピソードを話した。

紘毅の年代だと第一世代“たまごっち”の頃であろう。ブームの全盛時には特に白のたまごっちが大人気でなかなか手に入れることが困難となり、定価1980円が10万円のプレミア価格が付くほどであった。そんなある日、紘毅は父親の清に「白のたまごっちが欲しいなぁ」とねだってみたという。すると翌日、父親は白のたまごっちをなんと10個も持って帰宅したのだ。

当時はお金があっても白のたまごっちを購入することは、本当に難しかったようだ。それなのに清はなぜ、10個も手に入れられたのか。どうやら彼が当時出演したラジオ番組のリスナープレゼントに用意した白のたまごっちを、自分のものにしてしまったようである。紘毅も「ラジオでは最初“20個プレゼント”と発表したのに、番組の終わりに10個に変わっていたんです」と証言していたので、本当の話であるらしい。

他にも、日韓共催ワールドカップの決勝戦のプレミアチケット(一説には30万円ともいわれた)を、決勝戦の前日に「行きたいな」と言った紘毅のもとへ2時間後には父親から届けられたそうだ。

前川紘毅は数年前にテレビ番組で見たときよりトークも上手くなり、MCの浜田雅功(ダウンタウン)とのやり取りも怯むことなく対応していた。おそらく知名度を上げるためにバラエティ番組へ出演したのだろうが、単なる二世タレントの自慢話ならないようにするのは非常に難しいものである。今回の出演は、本業“シンガーソングライター”の活動にプラスになったのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)