エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「間が相当崩れている」。猫ひろし、久々のネタ披露に春風亭小朝が心配。

落語家の春風亭小朝(57)は自身のブログで、よくバラエティ番組を見た感想を述べている。若手のお笑い芸人らに対しても決して上から目線ではなく、良いところを見つけて褒めることもある。そんな小朝だが、久々に人気バラエティ番組でネタを披露した猫ひろし(34)に対して、「大丈夫かな」と本気で心配しているのだ。

5月27日の『春風亭小朝オフィシャルブログ』によると、26日に放送された『爆生レッドカーペット 奇跡のコラボ大連発!! 生つぶ生リクだぜぇSP』を録画し、翌朝に見たという。特に“80年代歌番組の曲紹介”ネタを披露した、アナログタロウがお気に入りのようだ。彼のネタは、「ギリギリのバランスで成立させている」絶妙な作り話と大絶賛、ネタの内容に感心しているのはアナログタロウだけであった。

そして小朝が出演者の中で一番注目したのは、司会の今田耕司(46)である。ブログの中で、この番組の審査員はコメントがとても難しいと記している。生放送で「面白かった」、「楽しかった」だけでなく、“無理やり足した”コメントを出さなければならないからだというのだ。その出されたコメントを即座に補足し、笑いに持っていく今田を「さすが!」だと小朝は褒め称えている。

ただ猫ひろしに関しては「間が相当崩れている」と指摘し、「大丈夫かな」と心配している。この番組で猫は、動いているレッドカーペットの上で小走りになりながらネタを披露していたが、観客を無視したように早口で喋り続けていたのだ。スピード感溢れるというより、まるで誰もいない部屋で一人ネタの練習をしているような感じであった。

漫才でもコントでも“間”と“動き”が重要なのは、猫も重々承知しているはずだ。小朝は猫のネタの内容については一切ふれていないが、ブログの文章から崩れた“間”を直すのは相当難しい―と彼は落語家として言っているように思えた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)