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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「ファンの気持ち少し分かった」。大堀恵が『ギルガメ』の相方、木村好珠の卒業についてコメント。

深夜バラエティ番組『ギルガメッシュLIGHT』(BSジャパン)のMCを務めてきた“このみん”こと木村好珠が、5月11日で卒業した。同じくMCとして活躍する元SDN48の大堀恵が、ブログで心境を綴っている。彼女はこれまでに卒業して送り出される側だったので、送り出す者の辛さを味わったようだ。

今年の1月から放送を開始した『ギルガメッシュLIGHT』は、1990年代に深夜の大人向けバラエティとして人気のあった『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系)の復活として話題になった。司会は引き続きイジリー岡田が担当。MCにはSDN48の大堀恵と準ミス日本で医大生の木村好珠が抜擢されたのだ。

しかし、木村は医大生として学業との両立が難しく番組を欠席することもあった。そして5月11日の放送で学業に専念するために卒業することを発表。自身のTwitterでも12日に、「昨日の『ギルガメッシュLIGHT』見て下さった方、有難うございました! 私は、学業のため卒業となりますが、まだまだ楽しくなっていくと思うので…」と報告している。

共にMCを務めてきた大堀はブログ『大堀恵の「受粉計画」』で12日に、「相方の卒業」とその胸のうちを明かしている。「人を送り出す時の気持ちって、こんなに胸がキュンとなるもんなんだね。締め付けられる感じ」という彼女は、番組でも“このみん”の卒業発表に涙していたのだ。

大堀は2010年にAKB48を卒業してSDN48へ異動。2012年の3月31日にSDNを全員で卒業しており、これまでに2度もアイドルとして卒業を経験してきた。その彼女が今回初めて卒業する者を送り出した。「送り出してくれたファンのみんなの気持ちが、少しだけ分かった気がしました」と、大堀はその辛さを初めて知ったのである。

“このみん”の卒業を事前に知っていた彼女は、「背中をおしてあげたいし、でもでも…って、複雑な気持ちになるね」と言いようの無い感情を味わったようだ。「本音を言えば、キャラクターが正反対の彼女とMCをこれからもずっとやりたかった」とも明かしている。

しかし、“このみん”は医大生として医師を目指すことを決断したのだ。大堀も「膀胱炎になりやすいから、このみんが病院の先生になったら看て頂こうっと」と彼女の将来を心から応援していた。

現在のところ後任MCの予定はなさそうだ。SDN48を卒業した大堀恵としても、MCとしての腕を磨く頑張りどころとなりそうである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)