エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「本当に愛しているので…」。美元が夫、高嶋政伸との“6.1法廷対決”を前に離婚しない理由を明かす。

俳優、高嶋政伸と離婚裁判中のモデル、美元(みをん)がテレビ番組で「離婚したくない」とする理由について本音を語った。彼女は別居前の高嶋家での様子なども明かし、夫との関係についての報道が事実と違うと主張している。6月1日には夫婦が出廷することになるが、ますます成り行きが分からない状態だ。

2008年3月に、交際7日間でプロポーズというスピード婚で話題となった高嶋政伸と美元だったが、2年後に別居、昨年7月には離婚裁判中であることが分かった。政伸は“性格の不一致”などの理由で離婚を希望しているが、美元は「離婚はしたくない」と応じない形が続いており、ついに東京家庭裁判所で法廷対決へと進んでいったのである。

5月13日に放送された『上沼・高田のクギズケ!』では、その美元が出演して質問に答えていた。離婚したくない理由について、彼女は「夫を本当に愛しているし、彼もまだ愛してくれていると思う」と答えたが、司会の上沼恵美子から政伸の方は別れたいと思っているに違いないと否定されたのだ。

それに対して、美元は結婚生活について「ケンカもしていたが、基本はみんながビックリするくらい仲良しだった」と説明すると、別居後にも夫と会うことがあり「恋人時代のようにデートした」と明かして周囲を驚かせた。高田純次などは「実は裏で夫婦仲良く飲んでいるなんてことはないよね?」と冷やかしたほどだ。

美元は当初テレビに出ないと決めていたそうだが、ここに来てメディアに姿を現すようになったのは「報道内容が自分の思うことと違うので、否定しないといけない」と感じたためだという。特に「私が彼を責めている、反感を持っているという報道」は全く違っており、前述のように彼女は夫を愛していると主張するのだ。

世間で浪費家と騒がれ“金のために結婚したのでは?”と噂されることについても、「本当にキスしたいと思う男性に初めて出会った」と政伸の魅力を表現して「お金目当てでは無い」と否定している。彼女が慰謝料について要求しないことも、「結婚はお金には変えられないと思っているので一切、話したことが無い」と理由を説明する。

また、俳優一家の高嶋家に嫁いだことで「驚きや大変なこともあったのでは?」との質問には、「家族が普段でも“テレビ番組の撮影みたい”に仲良く過ごしていたのには驚いた」とする一方で、義母となる寿美花代との嫁姑の確執はなかったという。美元は寿美から「きょうはお天気だね」などの何気ないメールを毎日もらい、最後に「ゆうこ(美元の本名)のママより」と記してくれたとその優しさを語っていた。

つまり、美元の主張によると夫、高嶋政伸に対しては不満が無く逆に愛しているのだから離婚などしたくないということなのだ。その状況で6月1日に出廷して、2人はどういうやり取りをするのか。

今回は政伸側が原告で美元側が被告となる。彼女は「夫側からの質問を受ける側なので事実を話す。こちらから要求するつもりはない」としている。また「彼がなぜ離婚したいかが伝わり、理解できたら考え直すかもしれない」とも話しているのだ。

現時点では美元は「2人の間にまだ愛がある」と考えているが、今回の裁判で政伸がそれを完全否定して離婚を望む理由を納得させれば事態は新たな展開をみせるだろう。

本格的に女優を目指したいという美元に、関西芸能界の重鎮、上沼恵美子は「ここは潔く別れて、女として次のドアを開けていくべき。こんなことで足踏みしていてはダメ」と厳しくアドバイスした。美元も真剣に聞いていたが、どれほど彼女の心に届いたか。“6.1法廷対決”の後にそれが分かりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)