イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】女優シャロン・ストーン、解雇したフィリピン人元ナニーに人種差別発言か?

これが事実であればなんとも残念な話なのだが、人気女優シャロン・ストーン(54)が息子たちの世話をしていたナニーに対し、あまりにも酷い仕打ちをしていたようだ。シャロンはナニーを突然メールひとつで解雇。「この解雇は違法であると同時にシャロンからハラスメント行為も受けた!」として訴訟に踏み切ったのはフィリピン人の元ナニー、Erlene Elemenさんである。このたびシャロンがElemenさんに宛てたメールの内容がメディアに報じられるなどし、ショービズ界に衝撃が走っている。

女優シャロン・ストーンからハラスメントを受けた上に突然解雇されたとして、主に息子たちのナニーとしてシャロン邸で働いていたフィリピン人女性Erlene Elemenさんが、シャロンに対する訴訟を起こしている。

Elemenさんの主張によると、シャロンは「あなたのような話しかたをしてほしくない」という理由でElemenさんが息子たちに話しかけることを禁じるなどし、まさに酷い暴君ぶりだったようだ。さらにはフィリピンの伝統や国民を見下した発言までしていたというから、それが事実であれば実に嘆かわしい。さらにどういうわけかシャロン邸に聖書を持ち込むことを禁じたため、Elemenさんはかなりの心痛と心労を経験したようだ。またこれ以外にも残業をすることで得た正当な報酬に関し「盗みを働いた」などとシャロンから言いがかりをつけられたこともあるといい、その際にはなんとシャロンから返金を求められたとElemenさんは主張している。

これら一連の主張が事実か否かはシャロンとElemenさんのみが知るところであろうが、実際にシャロンがElemenさんに送信したとみられる「解雇通達メール」がこのたびリーク。芸能サイト『Radar Online』が、昨年シャロンが送信した問題メールとして以下のものを掲載しているのだ。

「理由はありませんが、本日2011年2月8日をもって雇用を打ち切りにします。あなたのサービスに感謝します。いつか子供たちにサヨナラが言えるようご招待します。(再就職用の)人物証明書が要るなら会いにきてください。」

Elemenさんの弁護人は「Elemenさんには(シャロンのもとでの)素晴らしい思い出があり、突然解雇されたことを悲しんでいます。シャロンの子供たちへの扱いが悪いといった主張は一切ありません。」とずいぶん丸腰である。ちなみにシャロン邸で働いていた当時のElemenさんは週に1000ドル、日本円にして約8万円の報酬を得ていたというが、解雇されてからというもの常勤の職が見つからず、生活も苦しくなりつつあるようだ。

シャロンの反論を聞くまではなんともコメントしがたい本件だが、人種差別問題が絡むため国際的な批判の声がシャロンに向けられることは避けられまい。ナニーの証言が事実なのかどうか、またシャロン側の今後の出方にも今大きな注目が集まっている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)