イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】女優ハル・ベリーがパパラッチに激高。そのワケと娘への想いを語る。

人気女優ハル・ベリー(45)が、愛娘ナーラちゃん(4)の通うプリスクールにストーカーのごとく現れたパパラッチに激高。車に駆け寄り暴言を吐くというハプニングが数日前に発生してしまった。その日の出来事を振り返り、ハルは母としての複雑な胸中を明かしている。

俳優オリヴィエ・マルティネス(46)と婚約し幸せいっぱいのハル・ベリーだが、やはり世界で一番大事に想っているのは愛娘のナーラちゃんである。そんなナーラちゃんはスーパーセレブの子供として常にパパラッチに追われるという宿命を背負っているのだが、執拗につけまわしてくる彼らの姿はハルにとってはストーカー以外の何者でもない。先日はプリスクールにまでやってきたパパラッチを見つけるや、ついに激高。「アンタなんか、クズ!」、「私がやっているのは称賛に値すること。私は人に嫌がらせ行為なんてしていない!」などと大声で叫ぶ姿が撮影され、動画が公開されてしまっていた。

その日を振り返り、ハルはショービズニュース『Extra』の取材クルーに向けられたマイクに以下のように語っている。

「冷静さを失ったことは恥ずかしいわ。でも私だって人間だもの。そういうことだってあるし、自分の娘のこととなれば獰猛にだってなるのよ。」

またこれまで危険なパパラッチから娘を守るべく何年も奮闘してきたと述べ、“セレブなママ”ならではの苦労を明かしている。

「だってここには子供たちを守ってくれる法律が無いから。それに母親として言わせてもらうと、プリスクールまで(パパラッチが)やって来るだなんて…。私の娘だけではなく、他の子供たちだっているのよ。」
「オバマ大統領に電話をしてこう言いたいと思っているの。“ねえ、助けてくださらない?”って。」

セレブといえども人間である。見ず知らずの他人がカメラを持って我が子の写真を撮ろうと付け狙うとは、まさしく恐怖であろう。ちなみに女優トリ・スペリング(38)は昨年の6月に自動車事故を起こしているのだが、その事故も学校まで追ってきたパパラッチから逃げようとして起きてしまったものであった。幸い大事には至らなかったものの、一歩間違えば大変な事態になっていたはずである。

“子供を守らねば!”というハルの本能を、誰にも責めることなどできまい。セレブやその家族を執拗に付け狙う悪質パパラッチに関する規制ができることを願うばかりである。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)