エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「ダンスでグループが仲良くなる」。山下智久がジャニーズユニットでのダンス経験を振り返る。

ジャニーズアイドルの山下智久が自身のラジオ番組で、ダンサーのカリスマカンタローさんとダンスについて対談した。山下はジャニーズに入って出会うことが出来たダンスを振り返りながら、今後の夢を熱く語った。

山下智久は11歳でジャニーズ事務所に入っている。すでに活躍していた滝沢秀明に憧れて入ったのだが、山下に目をかけ彼を『山P』と呼び始めたのもその滝沢だった。

山下は4月13日に放送されたラジオ『山下智久Cross Space』の中で、当時の思い出を語った。まだ新人の山下らジャニーズJr.に、ジャニー喜多川社長は「YOU達、とりあえずマイケルのミュージック・ビデオいっぱい見なよ!」とアドバイスしたらしい。

彼らの最初のダンスのお手本はマイケル・ジャクソンだったのである。ジャニーズの大先輩である田原俊彦が、当時の歌謡界でいち早くマイケル風のダンスを取り入れたことを思えば、ジャニー社長の教えが一貫しているのが分かる。

この日のゲスト、ストリートダンスチームなどで知られるカリスマカンタローさんは、明治大学出身で山下の大学の先輩でもあり、2人の会話も弾んでいた。カンタローさんが語るところによると、2000年代に入る頃から“PV系”とされるダンスのジャンルが登場したという。ミュージック・ビデオで踊られるようなダンスを“PV系”と表現する時代となったのだ。

彼は“PV系”について「それはアーティストも踊りやすいという気がしている」と話すと、「ワクワクして一般の人が真似たくなるダンスが踊れるアーティストはいいね」と山下にアーティストとしてのダンスが目指すところを示したのである。

そんなカンタローさんは、「人生をかけて死ぬまでダンスのことを考えていたい」とダンスへの熱い思いを明かす。ダンスに関するイベントなどを行う株式会社アノマリーを設立した彼は、自らパフォーマンスするだけでなく、それを広めることをライフワークとしているのだ。

山下も彼の話を聞いて、ジャニーズJr.そしてNEWS時代に仲間と踊った日々を思い出したようだ。「ダンスは朝から合わせはじめると1日で達成感がある」と自身の体験を明かし、「グループみんなが仲良くなれる」とその魅力を語る。

さらに「良い音楽作りたい! ダンスミュージックを作りたいって凄く思いました」と彼は今後の活動への夢を膨らませると、「年代にとらわれず、ダンスの楽しさをぜひみんなに知って欲しい」とリスナーに呼びかけていた。

NEWSを脱退して一時は不安も感じたという山下智久も、楽曲『愛、テキサス』がヒットしてソロアーティストとしての活躍が始まった。その彼が次はダンスへの思いをどう形にしてくれるのか楽しみだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)