エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「1期生全員で歌いたいな」。NMB48原みづきの卒業発表に、同期の渡辺美優紀がコメント。

AKB姉妹グループのNMB48から1期研究生の原みづきが卒業することを発表した。同じ1期でチームNの渡辺美優紀が、ブログで心境を綴っている。渡辺は同期ながらも年下の原みづきにあまりかまえなかった自分を振り返っていた。

大阪の難波を拠点とする、NMB48の初期メンバー1期研究生がお披露目されたのは2010年10月のことだ。その初期メンバーのひとりで1期研究生の原みづきが、4月9日の「青春ガールズ」公演でNMBを卒業することを発表した。

「突然ですが、みなさんにご報告があります。私、原みづきはNMB48を卒業します」と切り出した彼女は、これまでに公演に出演した喜びを語りながらも「チームや選抜にも選ばれなくて、悔しい思いもありました」と明かしている。

正規メンバーになれないことで苦悩もあっただろう。中学3年生となり高校受験を控えた彼女は、迷った末に卒業して学業に専念することを選んだという。

原みづきと同じ1期研究生としてスタートし、現在はチームNの渡辺美優紀は3月24日から期間限定でAKB48にも加入した。現在18歳である彼女が、『NMB48オフィシャルブログ』で原みづきの卒業について触れている。

「まだ中学生で甘えん坊なみづきのことを、あまり気にかけてあげられなかった自分が情けなく感じました」と同期の年上として責任を感じているようだ。そんな渡辺は「みづきが笑顔で卒業していけるように、何かしてあげたいな」と考えた末に「“三日月の背中”1期生全員で歌いたいな」と記す。

“三日月の背中”はNMBのデビューシングル『絶滅黒髪少女』のカップリング曲であり、1期生が研究生も含めて全員が参加している。原みづき卒業公演かそれ以前に、1期生全員による“三日月の背中”が実現しそうだ。

アイドルグループには中高生も多いので、学業との両立で悩むケースは少なくない。NMBを卒業した森彩華、瀧山あかね、大谷莉子、岡田梨紗子はいずれも進学の為に学業に専念したいとの理由だった。SKEの間野春香、AKBの鈴木里香もやはり同様に卒業あるいは辞退を発表している。

特に研究生は今後の選抜メンバーになる可能性と進学とのバランスで、人生の選択に悩むのは仕方ないことかもしれない。本家AKB48の選抜メンバーはすでにその時期を越えている者がほとんどだが、研究生には中高生が多いことからその悩みに直面する者も増えていく。AKBに限らずアイドルグループにとってはこれからの課題となりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)