エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「深夜番組でしてよ! 」芥川賞作家の風俗トークに“いいとも”の会場が静まり返る。

小説家の西村賢太氏が、テレビ『笑っていいとも!』に出演して近況を語った。昨年「苦役列車」で、第144回芥川賞を受賞した際の会見で「そろそろ風俗に行こうかと思っていたところだった」と答えて話題となったのをご記憶の方もいるだろうか。そんな彼だけにお昼の人気番組“いいとも”の空気を気にせずに刺激的な言葉を繰り出したのだ。

笑っていいとも!』のコーナー“ちょっと怪しい課外授業”の講師として登場した西村賢太氏は、芥川賞を受賞したことで年収がおよそ480万円から5200万円程度に増えたことを明かして周囲を驚かせた。

受賞作の「苦役列車」をはじめ過去の作品も売れ出したので、印税収入が毎週100万円単位で振り込まれるという。彼が「増刷されると、売れようが売れまいが(お金を)くれる」と語ったので、CDを出しているロンブーの田村淳も興味深そうに聞いていた。

ところが「女性にモテるようになった」という話から内容が怪しくなってきた。西村氏は「飲み屋で女性がメアドを教えてくれるようになった」と話すと、「こっちも肉体関係を持ちたいから返信する」とズバリ真意を語った。さらに、一度だけ連絡がついて会ったことを明かして「ところがとんでもないブスで」と発言し、女性陣から「いやだもう!」とブーイングを受けてしまったのである。

また、西村氏は「嫁が老ける一方だから結婚するのは損」と主張すると、「僕が若い女性とのぬくもりを大事にしたいから」と理由を語り「好きなタイプは20歳そこそこのスマートな女性」と発言。さらに女性陣から引かれていた。

しかも彼は女性と交際できない時には「外にぬくもりを買いに行きます」と風俗に行くことを赤裸々に告白。ロンブー淳が「笑っていいとも!でそんな単語を聞いていいのかな!?」と焦ったほどだ。この段階でスタジオアルタの観覧席にはいつものような笑い声が無く、静まり返っていた。

だが、西村氏の過激発言はとどまるところを知らず、「(風俗の)相手の女性が小説家だと知っているか確認する」と事に及ぶ前の状況を説明すると「知っているようだとプレイの内容をノーマルにして、気づかれていなければ変態プレイにする」とまで楽しそうに語ったのである。

ロンブー淳が「深夜番組でしてよ! そんな話は!」とそれ以上の暴走を抑えようとしていたが、西村氏は構わずに話し続けた。

彼は「自分以外にお金を使うのは無駄」と持論を展開すると、「せっかく手にしたお金だから家族や子どもに使うのはナンセンス」とも豪語した。どうやら結婚願望も大金を手にして無くなったらしい。

そんな西村氏も女性にプレゼントを買うこともあるのだが、「体が目当てなので、自分のときめき代だ」と口にしてまたしても女性陣の冷たい視線を浴びていた。

そうして交際した女性と関係が発展すると、「途中でこれ以上お金を使うのが惜しくなった時点で“バイナラ”」と西村氏がぶっちゃけてしまい「最低な奴だな!」と罵声が飛ぶほどの反感を買ってしまったのである。

そんな西村氏だが、発言の中で何度も「読者あってこその小説家」と話しており、「作家としての最低限の良心は残っている」と語っていた。彼が小説を書き続けられる原動力はそこにあるのかもしれない。

この日、西村賢太氏が語った内容は程度の差はあれども、思い当たるところがある男性も少なくないだろう。それを彼なりにダイレクトに表現して女性陣に引かれてしまったのである。ただ、子どもも見ているお昼の番組にしては言葉が刺激的過ぎたことは否めない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)