エンタがビタミン

writer : testjournalist

【エンタがビタミン♪】「今すぐ来い! 」バナナ・設楽が激怒。アンジャ・児嶋を深夜生放送中に呼び出したワケ。

バナナマン・設楽が、アンジャッシュ・児嶋に大激怒した。深夜ラジオの生放送中に「今すぐ来い!」と呼び出し、実際に児嶋があわててスタジオに参上するという事態が起こったのだ。

事はバナナマンが、自身のラジオ『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』の放送中に起きた。アンジャッシュ・児嶋一哉(39)が同ラジオを聴いていることをツイッターで知ったバナナマン・設楽統(38)が、怒りをあらわにし深夜の生放送中にもかかわらず「今すぐ来い!」と児嶋を呼び出した。

ご存じのとおり、現在再ブレーク中の児嶋。テレビ番組『しゃべくり007』や『爆笑 大日本アカン警察』などで彼のここ最近の活躍ぶりはめざましい。このブレークのきっかけについて児嶋が「自分の素を出すようにしたら、先輩たちがイジッてくれるようになったから」、「ダウンタウン松本さんにハマッているから」などと発言したことが設楽の怒りの原因だという。設楽によると児嶋の再ブレークは、実は2008年の自分の助言のおかげだというのだ。

その助言というのは、2008年4月14日のポッドキャスト内のことだ。当時、設楽は「今、児嶋は岐路に立たされている」と発言し、真面目なトーンで助言を始めた。「コント師は二度ブレークしなくてはいけない。一度目は、演じている人としてブレークする必要がある」という内容で、この1回目のブレークというのは児嶋にとって、頭脳派・男前キャラのことだ。そして次に二度目のブレークをするかどうかが大事で、今児嶋は、この二度目があるかないか大事な時期にあると言い切った。さらに、「二度目のブレークをするために必要なこと、それは、自分たちの素の面白さを伝えることだ」といい、「プライドを捨てて“男前の児嶋”から、“天然の児嶋”を受け入れていかなくてはいけない」と真摯なアドバイスを送り、児嶋もそれに大いに納得したようであった。

確かにその設楽の助言があってから、『アメトーーク!』の「児嶋あそび」の回など、イジられるキャラへと変貌を遂げ、現在の再ブレークに繋がったようにも見える。

この設楽への恩義を忘れたかのような態度が、彼の逆鱗に触れたのか。結局、深夜に突如呼び出されて30分後にスタジオに到着した児嶋は、「確かに、あのポッドキャストで(芸人としての人生が)変わった」と認め、「今のギャラの半分は、バナナマンのおかげだ」とお礼を言ったのだった。

余談だが、ラジオやポッドキャストで設楽は、たびたび芸人に真面目な助言を行っている。X-GUN・西尾季隆やダイノジ・大地洋輔、島田秀平などもその助言を受けている。大物芸人と呼ばれるまでには今一歩の設楽ではあるが、着実に芸能界で足場を固めていることは間違いない。その陰には彼なりの信念があるようだ。これが他の芸人たちへの的確な“ブレークのためのアドバイス”になっているのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)