イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】米の名脇役、頭を撃って自殺を図るも死にきれず自力で911コール。

米の数々の人気TVドラマで、よく見かけるオジサンとして親しまれてきた米国の俳優ダニエル・フォン・バーゲン(61)が自殺を図った。しかし死にきれずに911コールで助けを求めていたことが明らかになった。

『アリー my Love』、『ロー&オーダー』、『となりのサインフェルド』、『マルコム in the Middle』…もう数々の人気ドラマに登場してきたバーゲン。20日午前、彼はオハイオ州シンシナティのアパートの一室で、自らの頭を撃つという拳銃自殺を図った。

だが死にたいというバーゲンの願望は叶わなかった。彼が、低いながらもしっかりとした声で救急車を要請していたことを、芸能情報サイト『TMZ』が911の音声テープ付きで報じている。

事件性を疑い、状況を確認するためにあれこれと尋ねる指令センターの受信オペレーター。しかしバーゲンは、38口径のコルトで自分で頭を撃ったと話し、自殺の理由として以下のように答えている。

「本当は病院に行かなくてはならなかったんだ。でもそれだけは避けたかった。行けば、足の指を数本切断することになるのが分かっていたからね。私は糖尿病で、すでに一本の足を切断で失っている。これ以上はもう…疲れてしまったよ。」

また「目が開かない、見えない」とも話したバーゲン。その後救急車で近くの病院に搬送されたが、重篤な状態が続いている。61歳と言えば、糖尿病あるはその合併症が重くなければ、本来はまだ俳優として活躍できる年齢。それが悔しく、かつその闘病生活があまりにも苦しいものだったことは想像に難くない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)