イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】コートニー・ラブ、極秘文書をメディアに流出させた裁判所職員を訴える構え。

何かとお騒がせなロックシンガー、コートニー・ラブ(47)。出廷ともなれば、必ずと言ってよいほど“被告人”の立場であった彼女が珍しく“原告”となり、勝ち目のありそうな裁判に臨む可能性が出てきた。

「公務員が私のプライベート・ライフや身内のゴタゴタを世間にバラすって、いったい何事よ! 極秘のはずの文書を誰がリークしたわけ!?」

ラブは今、裁判所職員の違反行為で名誉を傷付けられたとしてカンカン。慰謝料を求め、さらにその人物の懲戒免職を求める訴えを起こそうとしている。一人娘フランシス・ビーン・コバーンさんが2009年に裁判所に提出した、ラブに関する陳情の内容が何者かの手でメディアに流出してしまったためだ。

フランシスさんは、伝説のバンド「ニルヴァーナ」のボーカルであった亡き父、カート・コバーン(享年27)にも似たイケメン・シンガーと昨年秋、19歳の若さで婚約した。しかし彼女は母コートニーとは完全に疎遠の状態。というのも、09年のその陳情はまさに母に対する“接近禁止命令”を求めるためのもので、娘はそこでこう綴ったのだ。

“ドラッグに依存し、フラフラした生活を送る母のせいで、飼っていた猫と犬が1匹ずつ死にました。猫は母のひどく散らかった部屋で、積み上げられたモノの間に挟まって死に、犬は母が隠し持っていた数々の処方薬を誤って飲んでしまいました。”

“母はタバコと糖分、抗不安薬、スマートドラッグ、睡眠剤、統合失調症治療薬で生きているようなものです。”

ラブの弁護士であるジェームズ・ジャナウィッツ氏は米紙『ニューヨーク・ポスト』に、「裁判所に提出された書類は極秘文書として厳密に管理されるべきもの。なぜ流出したのかその原因を突き止め次第、法的措置に訴えます」と語っている。

裁判の行方としては確かに勝ち目がありそうだ。だが、だらしない生活で犬と猫が次々と死に、娘にも愛想を尽かされたという現実にきちんと向き合い、それを正すことこそが問題の根本的解決につながるのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)