エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「女子トイレで囲まれた」。歌手GAOが音楽番組に出演。当時の壮絶な体験明かす。

1992年にシングル「サヨナラ」がミリオンヒットした歌手のGAO(ガオ)が、音楽番組『HEY!HEY!HEY!』に出演した。20年前と変わらない歌声に共演者も感動したが、GAOが明かしたエピソードにはさらに驚かされた。

GAOはハスキーな歌声とボーイッシュなルックスが特徴で、「サヨナラ」がヒットした1992年当時のテレビ番組でも女性と説明が無ければ性別が分からない状態だった。彼女はその後、1996年までGAOとして活動しており、2000年からはギャングスタラッパー・REAL Gと名乗っていたが、2009年に再びGAOとして動き出している。

そのGAOが、2月6日に放送された『HEY!HEY!HEY!』に登場して「サヨナラ」を熱唱した。20年前の映像も紹介されたが、迫力ある歌声は全く衰えておらず“年齢、性別不詳”のインパクトは今も同じだ。

司会のダウンタウン松本人志がそんなGAOを「1人だけタイムカプセルに入っていたみたい」と表現すると、彼女も「冷凍されてたんですよ」とユーモアを見せた。

浜田雅功が「デビュー時には性別不詳で通した」との話題に触れると、GAOは「女子トイレでモップを持ったおばさんに囲まれました」と当時の体験を明かして驚かせた。「あなたは女子トイレじゃないでしょう?」と詰め寄られたという。

またGAOが楽曲のプロモーションにCDショップに行くと「CDも男性ボーカルの棚に置かれていた」と話しており、やはり男性と思われることが多かったようだ。

「サヨナラ」がヒットした年は紅白歌合戦にも出場して知名度も高かったGAOだが、2年前から度々テレビ番組に登場し出した彼女を初めて見る世代にはやはり年齢、性別不詳に感じる者も少なくない。ただ、現代では20年前に比べてそのことに違和感はないようだ。

GAOは昨年ミニアルバム『NOSTALGIA』、『Vampire’s Diary』もリリースしており、今年はさらに露出が増えそうで楽しみである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)