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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「2年半ぶり再会、そして解散」。つるの剛士が“羞恥心”の写真を公開、解散への思いを明かす。

アイドルグループ、羞恥心が11月26日に行われた“ヘキサゴンファミリーコンサート”で復活して話題となった。メンバーのつるの剛士がブログで羞恥心の写真を公開しており、今回の再会と解散についても心境を綴っている。

クイズ番組『クイズ!ヘキサゴンII』でおバカキャラとしてブレイクしたつるの剛士、上地雄輔、野久保直樹の3人で結成したアイドルグループ羞恥心がブレイクしたのは2008年のことだった。歌手出身者のいないアイドルとしてはおそらく史上初の人気を得た彼らだが、1年弱の活動後2009年1月2日に活動休止を発表した。

その年の7月に『FNSの日26時間テレビ2009』で一時的に復活を果たした羞恥心だったが、メンバーの野久保直樹が芸能活動休止を発表したことで3人による羞恥心は事実上の無期限活動休止状態となったのだ。

2011年11月26日の『クイズ!ヘキサゴンII スーパーヒットパレード We Live HEXAGON 2011』には久々にPabo、アラジンなどと共に羞恥心も登場して3人が再会したのである。

つるの剛士は『オフィシャルろっきんブログ「つるたけ日記」』で、11月28日に「撤収!建設。」と題して羞恥心の3人が揃った写真を掲載している。つるのは自身が32歳で3人の子どもを持ちながら『アイドル』となったことについて「こんな汚れきった遅咲きアイドルが今までに果たしていたのでしょうか?」と、当時はとまどったことを明かす。

彼は『ウルトラマンダイナ』などの俳優として知られるが、他にも様々な活動をしている。ブログによると「小劇団、ウルトラマン、俳優業、バラエティー、お兄さん、バンド活動、リポーター、イラスト業、将棋、釣り番組等の専門番組の司会、育児番組の司会、深夜のエロラジオDJ」とあるが、“セミ博士”など特技を入れると彼の多才さを改めて実感する。

つるのはそうした経験の積み重ねがあってこそ『アイドル』になれたのだろう。彼は「この中で一つでも欠けていたら、ボクはたぶん羞恥心のリーダーにはなれなかった」と綴っている。

その羞恥心については「活動期間、わずか8か月。リリースしたシングルわずか3枚」と一時的な人気ではあったが、「応援してくださった皆さんと3人で創り上げたアルバムは軽く100冊超え」とファンとつくりあげた感動を振り返っていた。

つるのは活動休止状態のままだった羞恥心が“卒業コンサート”で復活を果たしたことに「2年半ぶりにようやく再会。そして解散。しました」とけじめをつけるように記している。

今ではメンバーも新たな活動の場に進んでいることについて、彼は「このモヤモヤした気持ちだけは晴らして進みたい」と心境をこぼしつつも、「スカッと爽快。視界良好」と前進していくことを宣言した。

羞恥心はこれで“伝説のアイドルグループ”となったが、メンバーの3人にとっては解散したことで、気持ちよく今のステージに立つことができるようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)