エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「ドラマ1本で100円」、「スポーツカーに300万円」。元天才子役たちの当時のお小遣い事情。

子役といえどもドラマで“主役”として出演していれば大人同様、破格の出演料となるそうだ。名子役だった女優の杉田かおる(47)によると彼女でさえ、当時のある子役とは二ケタぐらいの差があったと語る。

12月22日放送の『スパモク!! スキャンダル総決算!修羅場スター全員集合 ワイドショー女子会3』では元天才子役たちが登場し、今では想像できないハチャメチャだった私生活を明かした。

5歳の頃にテレビドラマ『チャコねえちゃん』に出演し、以後15歳までは人気ドラマ“ケンちゃんシリーズ”の主役として毎年テレビドラマに出演していた、宮脇健(旧芸名は本名の宮脇康之)50歳。彼は杉田の言う「看板ドラマ」を10年間続けていたので、今の芦田愛菜ちゃんどころの収入ではなかったようだ。彼は中学生の頃に運転手付きの車で、当時で300万円ぐらいのアメリカ製の高級スポーツカーを現金で買いに行ったのだ。ある時は「テレビ局で使用している中継車が欲しい。」と父親にねだり、中古で3000万円くらいのを買おうとしたそうだ。しかし宮脇は、設備が気に入らなくて「イヤだ」と断ったという。そんな宮脇も子役としての仕事が無くなると、収入は激減。私生活でも様々な問題を抱えるようになり、芸能界の一線から姿を消すこととなった。

宮脇の場合は親が欲しがるものを何でも買ってくれるパターンだったが、女優の安達祐実(30)が中学生の頃は、年収が8000万円などと週刊誌で報道されていた。しかし当時は「取材1本で20円、ドラマ1本で100円」を母親からお小遣いとして貰っていただけで、実際はいくらのギャラだったのかは全く知らないそうだ。

そして現在は俳優を引退した黒田勇樹(29)の話が印象的であった。子役時代は周りの過剰な期待に応えようと苦しみ、頑張りすぎたようだ。だから今、活躍している子役たちには「思い出作りだと思って、パッとやってパッと辞めても全然良い。」とのアドバイスである。自分の人生が始まったばかりの子役たち。芸能界を辞めて違う道を選んでも、万が一また芸能界に戻ってもどちらも恥ずかしいことではない。だが黒田は今でも俳優に戻ろうとは思わないそうだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)