イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達・番外編】歌手シャリース・ペンペンコの父を刺殺した男が自首。シャリースは怒りに震える。

人気ドラマシリーズ『glee』のサンシャイン・コラゾン役で人気者になった歌手シャリース・ペンペンコ(19)の父リッキー・ペンペンコさんが殺害されるという痛ましい事件が発生したのは今週の月曜日。「犯人が未だ逃走中」というニュースにフィリピン国民も騒然となったが、このたび犯人とみられる男が自首し、警察に身柄を拘束された。

シャリース・ペンペンコの父リッキーさんがアイスピックでめった刺しにされ死亡して数日。ようやく犯人が自首したと報道されている。

犯人の名前はエンジェル・カピリ・ジュニア。マニラ南部にある地元の村で「俺がやりました。」と自首したという。カピリ容疑者は集まった報道陣に対し以下のように述べている。

「俺がやったことは間違ったこと。だから自首しようとは思っていた。ペンペンコさんの遺族には赦しを請いたい。どんな判決が下ろうとも苦しみぬく心の準備はできている。」

一部新たな報道では「先に攻撃を加えたのはペンペンコさんのほう」とも言われているが、カピリ容疑者がどのような経緯を経て「アイスピックで惨殺」という凶行に至ったかは未だ明らかになっていない。しかしながら、ちょっとした買出しにアイスピックを持参するとは物騒極まりない話である。さらにそれを振りかざし見ず知らずの他人を死に至らしめたことを考慮すれば、犯人が常軌を逸した状態にあったことは間違いないだろう。

一方父リッキーさんとはすっかり疎遠になっていたシャリースも、この突然の訃報を受けただただ大きな衝撃と哀しみに打ちひしがれている。彼女は木曜日に開かれた会見で次のように述べた。

「容疑者は自分を擁護すべきじゃない。(何をしようと)容疑者は父を生き返らせることなどできないのですから。」

控えていた大きなツアーもキャンセルしフィリピンに帰国しているシャリースだが、彼女の心が癒える日はまだ遠い。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)