アジア発!Breaking News

writer : katakura

【アジア発!Breaking News】開けてビックリ!11年間放置されたコンテナから48人分の骨壷。(台湾)

今年3月、高雄市岡山区にある山のふもとの小道で、コンテナに詰められた48人分の骨壷が発見されていたことが分かった。その後の調べで、骨壷は1990年、燕巣区の道路建設の際に周辺の無縁墓地から掘り起こされたものであることが分かっており、高雄市ではお骨の供養を行うとともに、当時の処置に問題がなかったか調べを進める方針を明らかにしている。

骨壷を発見した民衆によれば、小道は付近に住む住民たちが毎日のように利用するもので、長年放置されているコンテナの撤去を市に申し入れようと集まり、好奇心から中を確かめることにしたそうだ。しかしコンテナを開けてみると、高さ80センチほどの甕がぎっしりと並んでおり、中には人骨が納められていた。驚いた民衆たちは慌てて扉を閉め、身を屈めて拝んだという。

高雄市の調べによれば、1990年の道路建設時、無縁墓地の処理を入札募集し業者に依頼したが、業者はお骨を納骨堂には入れずコンテナに詰め、軍事用の弾薬庫跡に遺棄した。なお、この業者は10年前にすでに事務所を引き払っており、現在の行方は分かっていない。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)