エンタがビタミン

writer : testjournalist

【エンタがビタミン♪】上地雄輔自作の「耳なし芳一」カーで福島を訪問。

上地雄輔が、東日本大震災で被害を受けた地域へ物資を届けるためにワゴン車を購入した。しかし、その車が不気味とネット上で話題になっている。

事の始まりは上地雄輔の4月26日付のブログ『神児遊助』でのこと。東日本大震災の被災地へ物資を届けるために、上地がワゴン車を購入した。そのワゴン車の白いボディーに、ペンで自分のブログにコメントをしてくれるファンの名前を自ら上地の手で書いていると明かしたのだ。被災者の方に『1人じゃないんだ。』と思って欲しいと綴っている。

もちろんこの作業は簡単なことではなく、何十万という文字を書かなければいけないというとてつもない作業である。その様子を「ひたすら寒さと腰手首痛と孤独との戦い」と表現していた。

それから8か月もの月日を費やし、ようやく11月21日付のブログで完成したことを伝えた。上地は嬉しさのあまり、込み上げてくるものがあったと明かす。ファンからも「涙が止まりません」など熱いコメントが寄せられている。

ところが白いボディーに黒のマジックペンの細字でおびただしいほどのファンの名前が書かれたこの車、ネット上では気持ちが悪いとの声が挙がっているのだ。その不気味な姿は、まるで体中を経文で埋め尽くした怪談話「耳なし芳一」のようで、「耳なし芳一カー」とも言われている。

また、上地のこの行動に対して「意味がない」という意見も多い。確かに物資を届ける目的のこの車は、結果的に完成まで8か月も費やしているのだ。その間に様々な形で支援ができたのでは?ということだろう。「意味がない」という声について、上地はブログで『その意味はこれから作ってくんじゃい!』と断言する。

ちなみにこの「耳なし芳一カー」は最終的に綺麗にして被災地へ贈るか、売ってそのお金を寄付するという。彼の本当の支援が始まるのは車が完成したこれからである。
(TechinsightJapan編集部 sehi)