エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「『ヒルナンデス』の面白さは”混沌”としているところ。」マツコの指摘に、ナンチャン苦笑。

かつてはお昼の情報番組のレギュラーコメンテーターとして活躍していた、女装タレントのマツコ・デラックス。現在のお昼の生テレビ番組の中で毎日のように見ているのは、なんと『ヒルナンデス!』なのだという。

マツコ・デラックスは、11月1日から全国で公開予定のホラー映画『パラノーマル・アクティビティ3』のテレビCMに起用された。10月17日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、当番組のマスコットキャラクター“フェルナンデスくん”がCM撮影現場へ出向き、マツコにインタビューを行った。

この“フェルナンデスくん”はピンク色の猫の人形で人間の代わりに、有名人にインタビューをしたりする「フェルナンデスくんが行く!」というコーナーを持っている。幼児番組で見かける人形劇の動物のようなイメージである、“フェルナンデスくん”。番組開始から毎日あるコーナーなのだが、「なぜ人形がインタビューして歩く必要があるのか?」というネット上の声も多い。

マツコが『ヒルナンデス!』をよく見る理由は、「混沌としているところ」が面白いからと話す。これにはVTRを見ていたメインMCの南原清隆(ウッチャンナンチャン)も苦笑する。毎日たくさんの出演者がいて、美味しいお店巡りのロケや色々な分野のランキング・クイズ、川越達也氏の料理コーナーに有名人を招いてのトークコーナーなどと盛りだくさんの2時間。マツコが「混沌」と称したのも、この様な番組のテンコ盛り内容を指していると思われる。そして「混沌」の象徴が“フェルナンデスくん”だと、マツコは断言した。

マツコ曰く見た目も筋書きも「粗い」“フェルナンデスくん”。インタビューされる側から、「人形が相手だと、絡みづらい。」と言われるときもあるそうだ。インタビューされる方も視聴者も「なぜ、人形が聞き手である必要があるんだろう。」と思いながら、番組開始から半年が過ぎたのである。

この混沌としている番組がこれからどうなるのか―というところを、マツコは楽しんでいる様子である。ちなみに女子アナ嫌いのマツコに『ヒルナンデス!』アシスタントの水卜(みうら)麻美アナの印象を聞くと、「大丈夫アイツ、女子アナとしてカウントしてないから。」この意見に水卜アナは頭を抱えていたが、どうやらマツコは彼女を嫌ってはいないようだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)