イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】『スタートレック』俳優のザカリー・クイントがゲイであることを告白。バイセクシャルでイジメを受けた少年の自殺がきっかけに。

大ヒット映画『スタートレック』で若き日のスポックを演じ注目された俳優ザカリー・クイント(34)がこのたび雑誌『New York』のインタビューに応じ、自身を二度「a gay man(同性愛者)」と呼ぶなどしてカミングアウトした。

今回の突然のカミングアウトにより、ザカリー・クイントのファンはもちろんのこと、メディアも大変な衝撃を受けている。これまでも同性愛者の権利を訴える活動には極めて意欲的に参加してきた彼であるが、メディアを通じて自身を「ゲイ」と表現したのは今回が初めてのことである。

このたびメディアを通じゲイをカミングアウトした理由として、ザカリーは先日イジメにより自殺したジェイミー・ロードマイヤー君(享年14)の一件を自身のブログで取り上げた。歌手レディー・ガガを敬愛して止まなかったジェイミー君の人生は、バイセクシャルであることを告白したばかりに一転。学校で激しいイジメを受けるなどし、結果、悲しいことに彼は自殺という道を選んでいる。その事件から約1か月。ザカリーは自身の取るべき行動について、深く重い思慮を繰り返してきたようだ。

「ゲイの子達は、残酷で容赦ないイジメのせいで自分に価値がないように思うからといって、自殺をするなんてやめなくちゃ。親達は、子供達に尊重する心、そして容認する気持ちを教える必要があるね。」

こう訴えるザカリーは、ジェイミー君という少年の生とその早すぎる死を受け、ゲイである自分を隠すことなく前向きに生きていく決意を固めている。

「僕達の社会の展望を変える。そういう意思の力を僕は信じているんだ。そして僕は行動、誠実さ、そして慈悲の心にあふれた本物の人生を歩むつもり。ジェイミー・ロードマイヤー君の人生が僕の人生を変えてくれた。彼が亡くなり、僕はもっと早くにカミングアウトしていれば良かったと願う一方、僕が変わっていこうと思うキッカケに彼がなってくれたことを本当に感謝しているよ。」

こう語るザカリーの気持ちは、天国のジェイミー君にも必ずや届いていることだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)