アジア発!Breaking News

writer : katakura

【アジア発!Breaking News】目の前でペットが大蛇に飲み込まれ。男性がショック死。(台湾)

自然の原理は“弱肉強食“とはいえ、我が子のように可愛がっていたペットが目の前で食べられてしまったら、これほど悲しい光景はないだろう。嘉義県中埔で飼っていた小鳥が大蛇に食べられるのを見た男性が、ショックから心臓発作を起こしすぐに病院へ運ばれたが死亡した。

亡くなったのは67歳の男性で、妻と二人の孫と暮らしていた。ペットのハッカチョウと遊ぶのが一番の楽しみだったそうだ。ハッカチョウは人によく懐き、人語を真似ることでも親しまれている鳥である。男性が飼っていたハッカチョウも、老夫婦を見ると「おじいちゃん」「おばあちゃん」と声を出し、二人を喜ばせていた。

男性の家の周りは荒地が多く蛇や野良猫がよく敷地内に出没していたため、男性はハッカチョウが食べられないようにと、夜には家の中に入れていたという。しかし、それでも悲劇は起こってしまった。

11日夜9時頃、男性はいつものように玄関をチェックし床に就いたが、突然リビングからハッカチョウの尖った鳴き声が聞こえたため異常に気付き様子を見に行った。すると、全長1メートルほどの蛇が隙間から鳥かごに入り込み大きな口を開けていたという。慌てて妻を呼び、倉庫から道具を出して蛇を捕まえようとした男性だったが、倉庫の前で心臓発作を起こし帰らぬ人となった。

男性はこれまでに何匹もの蛇を捕まえてきており、長年心臓病を患っていたものの元気に過ごしていたそうだ。まさか蛇に咬まれたわけではなく、驚いて死んでしまうなんて未だに信じられないと男性の妻は語る。二つの命を奪った蛇は、腹部が膨らんだため鳥かごから抜け出せなくなっていたところを捕まえられたという。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)