イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達・番外編】映画『グリーン・ホーネット』のコメディ俳優、セス・ローゲンが長年の恋人とゴールイン!

映画『40歳の童貞男(05年)』や『無ケーカクの命中男/ノックトアップ(07年) 』、『グリーン・ホーネット(11年)』などで知られるカナダ出身のコメディ俳優で、脚本家でもあるセス・ローゲン(29)が、長年の恋人でライター兼女優のローレン・ミラーさん(30=写真左)と、先週末に結婚式を挙げた。

セスは出身地のカナダ、バンクーバーで弱冠13歳の時にスタンダップコメディアンとしてデビュー、以後ハリウッドに移って俳優業の傍ら脚本家としても活躍している。ローレンさんはセスの7年来の恋人で出会いは04年。英コメディ俳優のサシャ・バロン・コーエン(39)が「ブラック・カルチャーにかぶれた白人ラッパー」を演じる風刺番組、『Da Ali G Show』の脚本家をセスが務めていた当時に知り合ったといい、昨年9月に婚約を発表。すでにロサンゼルスで同居生活を送っていた。

2人は先週末、カリフォルニアのソノマにあるワイナリー「Kunde Estate」で結婚式を挙げた。イベントは先月30日から今月2日まで、3日にわたって豪華に行われたという。セスは黒いタキシード姿、新婦のローレンさんはアイボリー色の美しいウエディングドレス姿に長いベール。結婚の誓いはワイナリーを眼下に臨む丘の上で行われ、式は女性のラビ(司祭)によるユダヤ教の形式で執り行われた。

約200人の招待客の中にはセスのコメディ仲間達、俳優のジョナ・ヒル(27)やアダム・サンドラー(45)、ポール・ラッド(42)、クレイグ・ロビンソン(39)や映画監督のジャド・アパトー(43)などがずらりと顔を揃え、2人の門出を祝った。式の後、新郎新婦は用意された白いコンバーチブルカーに乗り込み、披露宴会場に到着したという。

芸能誌『Us Weekly』に関係者が語ったところでは、「式は他のどんなものよりも笑いがありました。」「誓いの言葉や祝辞の一行一行がジョークで、笑いをこらえることができませんでした。ノンストップに楽しい式でした!」とのことだ。

昨年11月に出演したTVトークショー『Conan』で、セスはプロポーズの様子をこのように語っていた。「指輪を購入してからというもの、誰かがトラック一杯のヘロインをくれて、まるですぐにでも当局の捜査の手が自分の家に伸びてくるようにドキドキして、黙っているのは大変だった。」「彼女と会話をすることすらできなくなった。考えることといったら指輪のことばかり。例えば『ロード・オブ・ザ・リング』と言ったらそれに反応し、指輪に関することは言うなって感じにね。」

ではその後、セスはどこでどうやってプロポーズしたのかというと、彼女がクローゼットで着替えている時に行ったのだとか。「クローゼットでプロポーズするとはボクも彼女も考えていなかっただろう。どんな少女でも、“将来のプロポーズが、クローゼットで胸を丸出しにして着替えている時に起きる”なんて想像はできないだろうね。」

結婚式が行われた週末には、セスが自らプロデュースし、準主役を演じた話題の映画『50/50 フィフティ・フィフティ』がちょうど全米公開されたばかり(日本公開は12月)。俳優ジョセフ・ゴードン・レヴィット(30)演じる「生存率50%のがんを宣告された青年」の葛藤や、周囲の人々との関わりを描いたハートウォーミングなコメディ映画で、前評判はかなり上々だ。

しかし、映画で演じる豪快な役柄とは違い繊細な性格を自称するセスだけに、今回は映画の興行成績より結婚式がつつがなく終了するかのほうが、気がかりだったに違いない。おめでとうございます!
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)