豪州発!Breaking News

writer : shiina

【豪州発!Breaking News】機内食をのどに詰まらせ。男性が飛行機内で窒息死。(ニュージーランド)

シンガポール発オークランド行きのジェットスター航空機内で、31歳のニュージーランド人男性が突然窒息により死亡するという事故が発生した。

男性の隣に座っていた彼の恋人である女性の供述によると、この男性は夕食を摂った後に映画を観ていたのだが、その際彼の体が揺れていたことから、彼は映画を観て笑っているものだと考えていたという。

だがその後女性が男性の顔を見た際、彼は白目を剥きだし、またその唇は真っ青になっており、さらに女性が声をかけても何も答えることができなくなっていたことから異常事態が発覚した。

幸い、1人の医師と2人の看護師が同じ機内に乗り合わせており、彼らの診断によって男性が夕食時の食事をのどに詰まらせており窒息状態になっていたことが判明した。笑いのためと思われていた男性のそれまでの身体の揺れは、実は窒息による痙攣から来るものだったのだ。その後、医師らによって男性の身体は通路に寝かされ応急措置を施されたが、その甲斐も虚しく男性は死亡した。

これらは全て飛行機の出発後90分以内に発生しており、ジェットスター航空もこの事故発生を認めている。男性の死は窒息が原因であると判明はしているものの、男性のそれまでの健康状態や死に至るまでの詳しい状況などはまだはっきりと分かっておらず、現在調査中である。

飛行機の中は気圧が影響したり長時間同じ姿勢のままでいることなどから日常とは違う状況であるため、身体のちょっとした異変が大事につながる可能性も出てくる。この男性のそれまでの健康状態が不明であるため一概には言えないが、今回の事故も対策の方法が判明すれば、エコノミー症候群のように少し意識することによって大事を防ぐことができるようになるかもしれない。一刻も早い原因の解明が望まれる。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)