エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「ほどよい距離感が良い」。しずちゃんのボクシング効果で南海キャンディーズに結束感!

お笑いコンビ、南海キャンディーズの山崎静代(しずちゃん)がロンドン五輪を目指して本格的にボクシングに取り組んでいる。彼女はそのことで相方の山里亮太(山ちゃん)との関係に意外な変化が起きていることを明かした。

しずちゃんは2012年のロンドン五輪強化選考選手となり、ボクシングと芸人を両立しながら日々を送っている。9月10日に放送されたテレビ「メレンゲの気持ち」に出演した彼女は、ボクシングを始めてから15kgは体重が落ちたと明かした。しかし、まだまだ減量も必要で毎日の食事の管理が大変なのだ。

芸人仲間の森三中やハリセンボンが食事に誘ってくれるが、彼女達はいつものペースで飲み食いする。そのため、しずちゃんは「あのコらは、夜12時から鍋食べるけどそれはちょっとできない」と自分だけついていけないのが辛いと話した。また、グルメリポートのロケに森三中と南海キャンディーズで出演した時などは、順に食べて感想を言う段階で「私は減量中だから」と食べなかったこともあるらしい。スタッフは事情を知っていたのだが、彼女は「お店の人が『えっ?』と不思議そうにしていた」のが申し訳なかったと言う。

そんなしずちゃんに司会の久本雅美がボクシングを始めたきっかけを尋ねた。すると彼女は意外なことを明かしたのである。「ネタで山ちゃんを殴っている時に『あれ?』と何か感じるものがあった」ことからボクシングに目覚めたと言うのだ。一般にはNHKドラマ「乙女のパンチ」でボクサーの役をやったことがきっかけと思われているが、その前段階があったようだ。

山ちゃんに対してしずちゃんは「キモイ」と常々言っており、コンビで出演することも少なくなっていた。そのためコンビの関係は決して良好では無いと思われたのだ。彼女がボクシングを始めるとますます時間が合わなくなり「山ちゃんとは最近、ほとんど会っていない」としずちゃんは語った。ところがそれが良かったらしいのである。

「ほどよい距離感が良くって、最近は山ちゃんと仲が良いんです」と彼女は言う。関西でボクシングの試合があった時は、山ちゃんが観に来ていたので彼女も驚いた。「山ちゃんは損得でしか動かないと思っていたので」としずちゃんは嬉しそうに語ったのだ。山ちゃんもしずちゃんのことを「ボクシングのやりすぎでパンチドランカーの兆候がある」と心配しており、やはりボクシングがきっかけでコンビ間に以前に無い結束力が生まれているようだ。

しずちゃんは来年の5月にある世界選手権でベスト8に入ると五輪出場ができると話していた。山ちゃんと協力してなんとか夢を実現させて欲しい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)