エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「牛のお乳を搾って飲んでいた」。森泉が過ごしたちょっと意外なアメリカでの高校生活。

モデルの森泉(28)は高校生時代を米国の全寮制学校で過ごした。彼女がラジオ番組でその頃の様子を話したが、当時の生活は、今の彼女のイメージからは想像できないものだった。

森泉はパリ・コレクションにも出演したカリスマ的ファッションモデルとして知られる。一般にはテレビでタレントとして見かけることが多いが「タメ口」を使うキャラで知られており、大先輩が相手でも敬語は使わないという徹底振りだ。そのことには賛否は多いが彼女が『タメ口』キャラのさきがけと言って間違いないだろう。

その森泉がラジオ番組「Suntory Saturday Waiting Bar『AVANTI』」(TOKYO FM)で高校生活を語った内容が9月3日に紹介された。彼女は米国のバーモントにある全寮制のスクールに入り高校時代を送ったのだ。

「そこでは自分で食べる物は自分でつくるのが基本」だと森泉の口からは意外な暮らしぶりが語られた。「牛の世話をして、ミルクを搾ってそれが給食に出る」というから本格的である。しかも「子豚ちゃんを飼っていて、大きくなってきた頃に見かけなくなったら、冷蔵庫にぶら下がっていた」という経験には彼女も衝撃を受けた。以来、森泉は「食べ物は大切に食べないといけないと思った」と話した。

森の中へ入っていく授業も多く、バードウォッチングなどを楽しんだそうだ。「今はお仕事があるから都会の生活がいい」と言う彼女も「将来、結婚して子どもができたら森の暮らしでもいいかな」とその素晴らしさは忘れてはいなかった。

森泉が学んだ高校はいわばエリート校であり、小中学校を日本の慶應義塾に通った彼女に違った経験をと考えた両親の配慮で留学したのだろう。彼女は日本でコーヒーショップの店員や歯科助手のバイトをした時期もあり、両親の思いを理解していたようだ。

『タメ口』キャラのモデル、タレントは何人かいるが森泉は臆することなく自然体でタメ口を使える点で一番だろう。その反面で彼女はモデルの打ち合わせやラジオ出演などでは敬語も使っており『タメ口』キャラを見事に使いこなしている。その懐の深さには高校時代の経験が活きているとも考えられるのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)