エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「好きなのはザキヤマと竹山」。ベッキーが元気の源『バラエティ』で注目する芸人を語る。

タレント、ベッキーがテレビ番組で「元気で明るい自分を保つために必要なものは、バラエティ番組だ」と明かした。しかもかなり思い入れており『バラエティ番組命』とまで言い切るのだが、その真意は何なのか。

ベッキーはポジティブな気持ちを保つ為に、普段から「黒い服は着ない」などこだわりを持つことで知られる。その前向きで明るい性格が支持され、一般人だけでなく芸能人にもファンが多いのだ。これまでにベッキーが語ったポジティブさを保つ秘訣は他にも「毎日1つハッピーなことを見つける」や「スタジオに入る前に『ありがとう』と手を合わせ感謝する」などがある。そんな彼女が9月25日に放送された福岡のテレビ番組「ナイトシャッフル」に出演した際、「最近の元気の源はバラエティ番組」だと新たなこだわりを話したのである。

番組では8月に行われたベッキーの福岡ライブを取材して、終了後の彼女をおもてなしロケした。ライブではノリノリで会場と一体となっていたベッキーには、子どもの頃から歌手を夢見た思いがあった。彼女は小学校高学年から「バラエティタレントでデビューして数年したら歌手でデビューする」と考えており、最終目標は歌手だったのである。まずはタレントとして人気を得たベッキーだが、それ故にライブでは歌手『ベッキー♪♯』に変身するのだ。彼女は歌手としてライブの構成には自分のアイデア、思いを取り入れるが「その分自分に責任がありますからね」と観客の反応にそれが直結する覚悟もしている。

そこまで歌手として熱い思いを持つベッキーだが、彼女に『元気の源』を尋ねると意外な答えが返ってきた。彼女は「バラエティ番組をいっぱい見ること」こそが最近の元気の素だと明かしたのである。バラエティを見ると「心が健康になりますし、楽しくて面白い」というのがその理由の1つだが、タレントベッキーとしてはさらに深く見ている。『バラエティ番組は命』と言い切る彼女は、そこに展開する芸人の内面での闘いこそバラエティの面白みと考えている。彼らは『俺達は人を笑わせます』が前提で出演しており、それは日常にもつきまとう。ベッキーは「プレッシャーを常に感じながら生きている」と彼らの苦労を思い感動するのだ。「笑っている方は楽しいけど、笑わせている方はいかに大変かが分かる」そして、それは自分の学びにもなる。だからこそ、バラエティ番組を見るのだと彼女は語った。

そんなベッキーが「一番好きな芸人さんは?」と問われると、かなり考え込んだ末に「アンタッチャブルのザキヤマ(山崎)さんとカンニングの竹山さんが組んだところが見たいですね」と結論を出した。この2人はバラエティ番組では安定した人気で、特に今年は出番が増えている。ベッキーとしても彼らに最も注目しているのだ。

タレントとしてバラエティを語るベッキーだが、歌手としても多忙だ。この秋も『学園祭TOUR 2011~音楽室♪♯~』をはじめ、各地でライブを予定している。また、ベッキー自身が書き下ろした新曲『幸せのカバン』が「NHKみんなのうた(2011年10~11月のうた)」となることも発表されており、彼女が小学生の時から夢見た歌手としてブレイクする日も近いだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)