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writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】「警察に追いかけられた!? 」東国原英夫が明かした、窮屈な県知事時代。

元芸人で前宮崎県知事の東国原英夫氏。8月1日放送の「ライオンのごきげんよう」に出演し、窮屈だった県知事時代について明かした。

東国原英夫氏は、宮崎県知事を2011年1月に任期満了し退任した。同年4月には東京都知事選挙に立候補したものの、残念ながら落選。周囲からは今でも励ましの声をかけてもらうという。そんな彼が、宮崎県知事時代に感じた窮屈な日々について明かした。

県知事になってから、周囲の環境は一気に変わった。どこに行くにしてもSPがついてまわる日々。コンビニへ行くにしても買い物が終わるまで、入り口でSPが立っている。マクドナルドに入るにしても、SPがついてまわる。いくらタレントを今までしていたとしても、ここまで守られたことはなかったに違いない。彼はいつでもどこでもついてまわるSPが邪魔だったようだ。また趣味のジョギングも自由にできなかったそうだ。走る際もSPをつけなければならなかったからだ。

そんなある夜、東国原氏はSPもつけずに走った時があったという。それでも万が一の為に、安全も考え交番の前を通ることにした。そしていざ走ると、早速交番の前で警察官に話しかけられたそうだ。警察官は「県知事が一人で走るのは危ない。」と一緒に走ろうとした。もちろん、東国原氏は断った。だが、その警察官は心配のあまり彼を追いかけてきたのだ。年齢は60歳手前位、太った体を揺らし「ハーハー」と息を切らし、必死に東国原氏を追いかけた。「まいてしまおう。」東国原氏はスピードを上げ街の中を走った。するとその警察官は腰につけた警棒が揺れるのが邪魔だったのだろうか。警棒を押さえながら「待てー! 」と彼を追いかけたという。周囲の歩行者からみると「警察が犯人を追いかけている。」と思われるような光景だ。ましてやまだ彼が任期中のこと。「また何かしたか!?」と誤解を招いてしまう恐れもあった。

確かに県知事は何かあったら周囲に多大な迷惑がかかる。不在になった時のことを考えると安易な考えで行動はできない。だが、こういう型にはまらない、人間味あふれる彼の姿が魅力的だった。今は県知事ではないが、それでも何だか気になる東国原氏。今後どのような活動をするか、とても楽しみである。
(TechinsightJapan編集部 うずらの珠子)