イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達・番外編】「突然涙が」「1か月眠ったよう」。『アバター』のゾーイ・サルダナ、大ヒット後に神経衰弱になっていた。

09年の大ヒット映画『アバター』で、ヒロインの「ネイティリ」役を演じ一躍スターダムにのし上がった女優ゾーイ・サルダナ(33)が、『アバター』のプロモーションのため世界中を回っているうちに、ストレスで神経衰弱を起こしていたことを明らかにした。

ドミニカ共和国出身の両親の元に生まれ、ニューヨークで育ったサルダナだが、このほど『Latina』誌のインタビューで、『アバター』の大ヒットによってスケジュールが多忙になり、大きなストレスを抱えていた頃についてこのように語った。「『アバター』のプロモーションをしていた年は、感情的に大変なものがあった。世界中を旅して、あちらこちらの時差に体を調整しなければならなかったの。体は消耗しきってしまい、その年の年末までには、私は倒れてしまった。」

その後、今月26日に全米公開されるリュック・ベンソン監督のアクション映画『Colombiana(原題)』の撮影準備に入ったサルダナだが、そこで彼女は神経衰弱になってしまったという。

「新作映画のトレーニングのためにパリにやって来て、ホテルの部屋に座っていた時、突然涙が止まらなくなってしまったの。」「起きていられなくなって、眠った。1か月近くの間眠っていたかのように感じたわ。その後『Colombiana』を撮影し始めた後に、自分を取り戻すのに残りの1年を費やした。家族の助けがなければ、出来なかったでしょうね。」

体力的にも、そして精神面にもサルダナに大きなストレスを及ぼした『アバター』。それでも彼女はまだあと2作の続編制作が予定されているという同作品の、来年にも始まるという撮影に参加する準備が出来ていると語る。彼女は「一つ私が知っていることは、ジェームズ・キャメロン監督が、脚本に完全にOKを出して、誇りを持てるようになるまでは、ゴーサインが出ないってことね。私達は監督と、監督が持ってくるものを信頼しなければならないわ。」と『E!』ニュースに語った。

『Colombiana』は子供の頃に両親を殺された女性が、両親の仇に復讐をする様子を描く内容で、「私は女性でも男性でもない、中性的なキャラクターを演じたかった。私の役柄は男性が演じても良かった。」という通り、かなり激しいアクションシーンが話題になっている。

昨年6月には11年交際した俳優兼会社経営者のキース・ブリットンと婚約したサルダナだが、「私達が関係をここまで長く保てたのは、他の人の言うことを聞かず、自分達のことを信じ続けたからよ。」と円満交際の秘けつを語っていた。精神的、身体的な健康を早く取り戻せたのは、婚約者の助けも大きかったに違いない。今後の彼女の活躍に、ますます期待したい。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)