エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「助けてくださいよっ! 」生放送で窮地に立つ錦戸亮に香取慎吾が冷たい仕打ち。

関ジャニ∞の錦戸亮が月9ドラマの宣伝も兼ねて、テレビ「笑っていいとも!」に出演した時のことだ。彼はジャニーズの大先輩、近藤真彦のモノマネをするハメになり困り果てた。

ジャニーズグループSMAPの香取慎吾が進行を務める「笑っていいとも!」月曜日の人気コーナー『1位じゃナイン』に後輩の錦戸亮が参加した。彼はこの日からスタートする新番組『全開ガール』の告知を兼ねてヒロインの新垣結衣と登場したのだ。この日7月11日の『1位じゃナイン』は「人気のかき氷ベスト10」から1位以外のかき氷を当てるゲームで、1位を当てた者が罰ゲームとして『一瞬ヒヤッとするものまね“マッチ”』をやらなければならない。進行の香取慎吾がくどいほどこだわるのが「笑いながら適当にやるのは無し! 15年くらいマッチさんのマネをしてきたような本気のモノマネをしてください」というところだ。

1番目の回答者が錦戸亮で、彼がもしいきなり1位のかき氷を選ぶとジャニーズの大先輩、マッチこと近藤真彦のマネをすることになるのだ。共演者らも「マッチのマネってどうやるの?」、「『マッチで~す! 黒柳さ~ん!!』じゃないですか?」と騒がしくなった。しかし、錦戸亮は見事に10位あずき白玉ソフトミルクを当てたので、ホッとしたのである。彼は、当てたかき氷を実際に作ってもらい味わっていた。しかし、その後他の回答者も順調に1位以外を当てていき、残すところ宇治金時と黒みつきなこ金時の2品のどちらかが1位というところで、再び錦戸亮に回答権が回ってきたのである。彼はしばし考えていたがやがて「1位は黒みつきなこ金時と思う」と答えた。しかしこれがハズしてしまい、彼がマッチのモノマネを行うことになったのである。

『とんでもないことになった』と困惑した表情の錦戸に、香取慎吾が容赦なく「マッチさん! お願いしま~すっ」と掛け声をかけた。錦戸亮も心を決めると「ぐぃんぐぅぃらギンにすぅありぐぇなくぅ~っ~」と唇を尖らせて体をくねらせながら渾身のモノマネでマッチの『ギンギラギンにさりげなく』を歌ったのである。後ろで見ていた新垣結衣も歯を出して笑いながら手を叩き、柳原可奈子は口を押さえて大笑いを隠していたほどに面白くてレベルの高いモノマネだったのである。

そんな錦戸亮を端で見ていた香取慎吾は『マズいんじゃないか!?』という顔でよそを向いて噴出しそうになるのをこらえていたのだが、行き場の無くなった錦戸が香取のところへ駆け寄り「ちょっと、たすけてくださいよっ!」と関西弁で懇願したのだ。香取は知らん振りして逃げてしまうが錦戸も「自分ひとり、ひどいじゃないですか!?」と香取を巻き込もうと粘った。しかし香取は非情にも「以上! 1位じゃナインでした~!」と締めてしまい、可哀相に錦戸はステージのセットより後ろに下がって1人で立ち尽くしていた。エンディングでドラマ「全開ガール」の告知が始まると錦戸もようやく前に出てきて紹介していたが、最後の最後まで彼は暗い表情のままだったのである。

関ジャニ∞の中でもバラエティに最も遠いイメージの錦戸亮だけにモノマネ、しかもマッチ先輩のマネをやって本当に心細くなったようだ。彼が香取慎吾に駆け寄った時の助けを求める目は本物だった。だが、香取としても『ここで自分も一緒にマッチ先輩のマネをしても決していい結果は出ない』と踏んで錦戸を突き放すことにしたようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)