7月15日にまさかの電撃離婚を発表したばかりのジェニファー・ロペスとマーク・アンソニー。2004年にビバリーヒルズで極秘結婚をし、2008年には美しい双子にも恵まれたこのおしどり夫婦の離婚発表は、世界中のメディアの度肝を抜いた。10年以上も前からアルバムなどの共演もあり親しかった2人だが、今は共に前向きなスタートを切ろうとしているようだ。

土曜日に開催されたコンサートに登場したラテン歌手のマークは離婚報道による疲れを見せることもなく、「この俺がシングルだってさ」と観衆に向かってつぶやいた。日本語の「シングル」は「未婚」のニュアンスで用いられることが多いが、英語でいう「Single」には未婚であるという意味で使われると同時に、彼女・彼氏がいない状態を表すこともある。ひょっとしてマークには、もう次のお相手がいるのかもしれない。

日本では女優として、また歌手として非常に有名なジェニファーだが、マークはなぜかいまだに知名度が低い。母国アメリカではサルサのアルバムでビルボードのラテンチャートの首位に立ったこともあるマークは、実はジェ二ファーに勝るとも劣らぬ才能の持ち主なのだ。俳優業も順調で、2004年の映画「マイ・ボディガード」では主演のデンゼル・ワシントンに引けをとらない存在感で観客をあっと言わせたりもした。なかなかあっぱれなマルチタレントと言わざるをえない。このたびのコンサートではさっそく美人なファンを見つけて“Hot Mama（色っぽいね）”などと呼び元気なところをアピールしたマークであるが、この調子でどうか前向きに本業に、そして俳優業に、励んでいただきたいと思う。

一方ジェニファーは元夫がプライベートビデオを売ろうとするスキャンダルにも見舞われ、今回の離婚についてもマークとの間でなかなか金銭面の折り合いがつかなかったとのこと。1200万ドル級のギャラを稼ぐスーパースターのジェニファーのことだから、この離婚問題がすっきり片付いたあかつきにはまたバンバン働き大金を手にすることだろう。2人に、どうか幸あれ。そしてかわいい双子ちゃんたちも、どうかパパ・ママの離婚を乗り越えて幸せになりますように。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）