AKB48は結成して今年で6年目となる。人気1位のエース前田敦子がテレビ番組で共演したロックバンド、L’Arc～en～Cielに長続きする秘訣を尋ねた。

AKB48は2005年の12月8日に秋葉原48劇場で第1回公演を行った。その時から現在まで続くメンバーは前田敦子、高橋みなみ、板野友美、小嶋陽菜、峯岸みなみ、平嶋夏海ということになる。それから6年目となる今年は前田敦子がソロデビューするなど状況も変わってきた。6月24日の「ミュージックステーション」でデビューシングル曲「Flower」を披露した前田敦子が、共演していたL’Arc～en～Cielに質問したのだ。

L’Arc～en～Cielは今年で20周年となる。途中に活動休止などもあったが20年間ロックバンドを続けるのは容易ではないだろう。5月には結成20周年記念ライブ「20th L’Anniversary Live」を開催しており、9月からはツアーも予定されている。

「AKBは今年6年目なんですが、20年続ける秘訣はなんですか？」という前田敦子の質問にボーカルのhydeが「干渉しないこと」と答えた。彼らはお互いにメールアドレスを知らないし、電話番号も知ってはいるが長年かけたことがないので果たして今もつながるかは不明だと言う。しかも誰も住所を知らないそうだ。前田敦子はAKBは「鍋パーティーとかしてすごく仲がいいんですけど…」と真逆な状況だと話した。hydeは「最初はそういうこともあったかな!?」と自分達の結成時を思い出して笑っていると、他のメンバーから「6年目まではそうだった」と助け船を出されていた。

MCのタモリからは「AKBもそろそろ干渉を止めないと長続きしない」と言われると、前田は「これからも仲良くしていきたいと思います」とその方法は拒否していた。だが、前田のソロデビューをはじめメンバーの個々での活動が際立ち、AKBは総勢100名以上という多人数グループだけにその格差が浮き彫りになっている面も否めない。今後も長く続けていくにはそれなりの配慮も必要となりそうだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）