先月はカンヌ映画祭に夫婦そろって出席し、夫アントニオ・バンデラス(50)との絆を見せつけた女優メラニー・グリフィス(53)だが、ロサンゼルスに帰って来てはこの通り、交通違反キップを切られている様子をパパラッチされてしまった。
6日、ビバリーヒルズの自転車警官に、交通違反キップを切られているのは熟年女優のグリフィス。パパラッチに見つかって、顔を隠そうと試みたようだがバレバレである。駐車違反だろうか? 違反キップを切られている間、黒塗りの高級車の運転席で、辛抱強く待っていたそうだ。
先月半ば、夫のバンデラスにきつく腰を抱かれながら、カンヌ映画祭のレッドカーペットに現れ「おしどり夫妻」ぶりを見せつけていた彼女。95年の映画 『あなたに逢いたくて』での共演がきっかけで結婚した夫妻だが、アルコールやドラッグ依存症からなかなか脱却できず、リハビリを繰り返すグリフィスにバンデラスが愛想をつかしたのでは?と離婚の危機が何度もささやかれてきた。しかし、幾度もの破局の危機を乗り越えながら何と、先月14日で結婚15年を迎えたというからアッパレである。
グリフィスはボトックスなど美容整形術の受け過ぎなどを批判された過去もあったが、今はそれも落ち着いているよう。しかし、最近はあまり女優としての活動がないようではある。それもこれも私生活が落ち着いているからか、先月14日結婚記念日の日には、カンヌの『Eden Rock』ホテルの高級レストランのテラス席で、女優ジェーン・フォンダ(73)を交えて夫妻で太陽をさんさんと浴びながらランチをとり、終始ご機嫌だった(写真右上)。夫妻は遠くから望遠レンズで3人のテーブルを狙うパパラッチに気づいても、両手の親指を上げて余裕の微笑みを返していた。
それにしても一時は「スペインの種馬」とまで呼ばれたバンデラス、意外な「尽くし系夫」に変身したことに驚きを隠せない。彼は美容整形にこだわるグリフィスを以前、このようにいさめたと伝えられている。「僕はメラニーにこう言ったんだ。僕は君が年をとって行くのが見たい。そして僕も君と一緒に年をとるけど、気にはしない。君のままでいる君が好きだ。シワだって美しいのさ。」ごちそうさまである。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)