エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】嘘だらけのピン芸人時代。ピース・綾部祐二、恥ずかしい過去に赤面。

人にはどうしても消し去りたい過去がある。しかし過去は変えることができない。隠し通そうといくら頑張っても、どこからか誰からか分からないが、情報が流出してしまうこともある。タレントの場合はそんな過去さえネタにされることも多い。
そんな中、芸人ピース・綾部祐二の恥ずかしい過去が流出してしまった。5月28日放送の「土曜プレミアム さんま&くりぃむの第9回芸能界(秘)個人情報グランプリ(フジテレビ)」で赤面過去映像が流されてしまったのだ。それは彼が相方・又吉とコンビを組む前に活動していたピン芸人時代のものだった。

今はピースとして人気の綾部であるが、彼はその昔ピン芸人として活動していた。番組内ではデビュー当時24歳の頃、吉本の若手芸人のネタ見せライブでの映像が流出したのだ。

彼の当時のスタイルは「しゃべくり漫談」で、「嘘なんですけど」という一言を押しまくり笑いを誘うというものだった。一つ一つのネタの最後に必ず「嘘なんですけど」と付け、どれだけ嘘を並べたら気が済むのかという位、嘘を連呼し続け終了。ネタ見せが終わった後も司会に「僕今日誕生日なんですよ。」と言い、相手がビックリすると「嘘なんですけど」とどこまでも自身のネタを押し続けていた。

そんな綾部がピン芸人時代、一度だけ営業に出たことがあった。それは群馬県のある競艇場での仕事だったのだが、彼のしつこい嘘の押し売りに会場から「嘘ばっかついてんじゃねーよ!!」と罵声が飛び交ったという。確かにそんなに嘘を並べられたらネタといえども疲れてくる。そんな綾部の嘘で塗り固めたピン芸人としての限界はすぐ来た。「ピンは辞めよう」と思い、又吉とピースを組んだのだ。

番組内で司会の明石家さんまが妙に「嘘なんですけど」を気に入ったようで、もしかしたら今この時期に綾部が言っていたら逆に流行っていたのかもしれない。当時は売れない芸人の耳障りなネタだったかもしれないが、今ならひょっとしたら流行語にもなりうる可能性もある。彼の売れない時代のネタは赤面に追い込むものの、新たな可能性すら見えてきた気がする。

「嘘なんですけど。」ただ私生活は誠実であって欲しい。
(TechinsightJapan編集部 うずらの珠子)