モヒカン頭にサングラス、足は大股開きで、ケータイを耳に「テメエこの野郎！」的な表情。街で見かけたら、思わず避けてしまいそうなこのお方。どこの「チンピラ」かと思いきや、実は俳優ジム・キャリー（49）だった。

19日、ニューヨークのお洒落なイタリアン・カフェレストランのアウトドア席で、業界風の同年代男性の友人とランチをとっていたキャリー。写真のように、ランチの途中にかかってきた電話に出る様子が、まるで相手に「すごみ」をきかせているようで、ちょっとコワい。

彼が髪型を突然モヒカンにしたのは先月初めのこと。自身のツイッターアカウントに、この写真よりももっとサイドが刈り上げられ短く、モヒカンのトップがとんがった「パンク風」髪型のヘッドショット写真を初公開し「僕はペンキ塗りのブラシだよ。」とコメントしていた。

キャリーが何故髪型を変えたのかは不明。次の仕事のためなのか、それとも「一緒にいてサッパリ楽しくなかったのよ。」と暴露されてしまった元恋人との破局や、40代にして初孫の誕生と人生の様々な変化を受けての「ミッドライフ・クライシス」に悩んでのモヒカンなのか？と憶測が飛び交っている。

キャリーの次回の主演映画は6月に全米公開予定で、子供向けの同名本を映画化した『Mr. Popper’s Penguins（原題）』。「6匹のペンギンとニューヨークのアパートで同居するはめになった、バツイチの会社重役」を演じるコメディ映画だそうだが、そんなファミリー向けの明るい映画を撮り終えた後は、一気にモヒカンに髪を刈り上げて、反社会的な雰囲気に浸りたかっただけなのかも？
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）