俳優ニコラス・ケイジ（47）に関する最近の報道と言えば、財政がかなり危なくなっていることと、泥酔しては暴れることであろうか。妻へのDV容疑により、先日はニューオーリンズで逮捕されている。だがようやく朗報が飛び込んで来た。アノ息子が結婚するのだ。

ギロっと白目を剥いたパンクなこの男子は、ウェストン・コッポラ・ケイジ君（20）。ケイジが1988年から2年余り同棲していた元女優クリスティーナ・ファルトンさんが産んだ息子で、ずっと母と共に暮らしてきた。

そんな彼が、22歳のミュージシャンの恋人ニッキー・ウィリアムズさんと24日にニューオーリンズで結婚するとFacebookにて報告。ニッキーさんはツイッターで、二人が互いの名のタトゥーを腕に彫った様子を公開している。

このウェストン君は見た目通りの野獣のようなワイルドさが自慢で、高校ではレスリングの名選手として名を馳せ、「アイズ・オブ・ノクタム」というメタル・バンドを結成しており、肩書きとしては主に “ミュージシャン” を名乗っている。

また父ニコラスとは仲が良く、映画『Lord of War』で共演して以来数本の映画に端役で出たり、共作である『Voodoo Child』というコミック本をヴァージン・コミックス社から出版していた。

だが母のファルトンさんは09年12月、月々60万円の生活手当てが滞っていることと心身の虐待があったことを理由に、ケイジに約11億円を求める裁判を起こしている。この婚約を父ニコラスが知ったのは先週だというから、やはり疎遠になっていたことは否めないようだ。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）