マイリー・サイラス(18)はこの度、YouTubeセンセーションの新人として人気急上昇中の13歳の歌姫、レベッカ・ブラックちゃん(写真・円内)を “通用しない” とバッサリ斬った。
レベッカちゃんは、ジャスティン・ビーバーと同様の成功を夢見る少年少女が溢れかえっている最近のYouTube音楽事情において、“Friday” という楽しい曲が見事に当たり、今一番のセンセーションとなっている。だが、幼い頃からエンタメの世界で活躍してきたマイリーは、そうしたネットが生み出すスターの将来性に疑問を投げつけている。
“Gypsy Heartツアー” のプロモーションを兼ねた豪紙Daily Telegraphとのインタビューにおいて、マイリーは「レベッカの成功はかなり難しいわね。YouTubeに曲をアップしたら突然話題になった、それでツアー? そんなにトントン拍子に行く世界じゃないわ」とバッサリ。
「私を見て? 今ではツイッターもやらないし、どんなSNSにもアカウントを持たないわ。単純に人の興味の目から逃げたいからよ。これだけプライベート・ライフが暴かれているのに、なおもネット上で自分をさらしものにするなんてバカげているから」とも。
マイリーは、この世界にはプライバシーの侵害や誤った報道が付きまとい、不本意な写真の流出、家庭内のトラブルなど、人気になればなるほど苦境に立たされ、決して甘い世界ではないと主張する。
アンチ・マイリー達は「父親の七光でデビューしたことを棚に上げてエラそうに」と批判しているが、レベッカちゃんにとって厳しい苦言となったことは事実。さらにマイリーは、「プライドを懸けて私は口パクはやらない。歌に自信があるもの」とツアーでの全力投球を約束した。
マイリーの主張も正しい。その一発だけが素晴らしい、あるいはデジタル技術でゴマかしたようなレコーディングをする歌手では、確かにいずれボロが出る。悔しければレベッカちゃん、とにかくイイ曲をYouTubeに次々と公開して行くに限る。頑張れ!
YouTubeで公開のレベッカちゃんの曲 “Friday” はこちらからどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=CD2LRROpph0&playnext=1&list=PL5BCEAA1BAFBBDA77
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)