猿も木から落ちるとはこのことか。「Born This Way」で知られるレディー・ガガは、先日行われたコンサートの途中で、ピアノから転落する一幕があった。「モンスター・ボール・コンサート」の最中に起きたアクシデント。ステージ上での過激なパフォーマンスを行うことでも有名なレディー・ガガだが、果たして彼女のその後はどうなったのか。

「痛い！」と声をあげ、後ろに転倒してしまったレディー・ガガ。今週の日曜日、ヒューストンにあるトヨタセンターで行われたコンサートの途中、彼女の倒れる様子がカメラに捉えられている。

レディー・ガガはピアノの鍵盤とイスの上に立ちながら歌っていたところ、彼女は後ろ向きに頭からステージに倒れてしまった。彼女が足をのせていたピアノのイスがステージの床で滑る動きを見せたことから、バランスを崩し転倒につながったようだ。

とは言うものの、それを物ともせずにパフォーマンスを続けるところは、さすがプロ。思わぬアクシデントに見舞われたレディー・ガガではあったが、彼女は倒れこんだピアノの下でも、音程を狂わすことなく歌い続け見事に立ち上がる様子を見せている。

一方で、レディー・ガガは今月19日に新シングル「Judas」のリリースを予定しているが、彼女のマグダラのマリアに扮するパフォーマンスには、早くもカトリック側から批判を呼んでいる。カトリック側は「レディー・ガガは、カトリックやキリスト教への信仰を脅かしている」とコメントした。

また同性愛者の権利を支持するレディー・ガガは、同性愛に反対するグループからも反発が。先日行われたコンサート会場には、反・同性愛グループが、抗議にかけつけるという出来事が発生した。

このように旧来のキリスト教の考え方とは大きな違いを見せる彼女のパフォーマンスだが、批判に対してレディー・ガガ自身は、戸惑いを見せている。彼女は「子供の頃は、カトリックの学校にも通った」と述べ、神を強く信じていると語った。

なお今回のステージでの転倒ではレディー・ガガ側からコメントは出されていないが、幸いにも彼女自身に怪我などは無かった模様である。
（TechinsightJapan編集部 クローン中山）