イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】チャーリー・シーン、「オレは躁うつ病じゃない」と言いつつ、ツアー先で突如「躁うつ病のためのチャリティウォーク」開く。

以前から「躁うつ病ではないか」という噂が囁かれ、それを否定して来たチャーリー・シーン(45)。しかし、15日のカナダ・トロントでのトークライブを前に、突如ストリートで「躁うつ病のためのミニ・チャリティーウォーク」を開き、自ら躁うつ病への理解を人々に呼びかけた。

先日女優キャサリン・ゼタ・ジョーンズ(41)が、夫の俳優マイケル・ダグラス(66)の喉頭がん闘病に際し、心痛のあまり「躁うつ病」を患い、治療を受けていたことを明らかにした。一方、度重なるトラブルと奇行を重ねるチャーリーも、専門家らから「躁うつ病ではないか?」との指摘を受けて来た。

しかし、チャーリーは、自身のお気に入りキャッチフレーズ「Winning」にかけて「オレは躁うつ病(bipolar)じゃなくて、二重で勝利中(bi-winning)だ。」などとメディアの取材に答え、これを完全否定していた。

全米トークライブ・ツアー公演で北米各地を訪れ、ブーイングを受けたり大喝采を浴びたり“お騒がせ”中のチャーリー。ツアー10公演目のトロント公演を目前にした15日、突如ツイッターで「今日午後6時から、躁うつ病の社会認知を高めるチャリティーウォークを開く! (中略)君達の支援を見せてくれ! #BIWINNING」とファンに呼びかけた。

「I’m not bipolar(オレは躁うつ病じゃない)」と書かれた黒いニットキャップをかぶり、ファンの前に姿を現したチャーリー。市内のリッツ・カールトンホテルから公演の行われるマッシーホールまで約1.2マイルをチャリティーウォークし、カナダの躁うつ病支援団体のNPOに1ドルからの寄付を呼びかけた。ウォークの途中で、用意されたSUVのオープンカーに飛び乗ったチャーリーが、路上に集まった数百人のファンの声援に応える場面もあり、一時騒然となったという。

チャーリーの関係者は「今回のウォークは“キャサリン・ゼタ・ジョーンズの躁うつ病のニュース”とは関係がない。」とメディアに話している。自らも「躁うつ病」ではない、と完全否定しているチャーリーが何故このウォークを企画したのかは不明だが、本人が「やりたい」と突然言い出したとのこと。

また、チャーリーが名指しで「寄付を」と呼びかけたカナダの躁うつ病支援団体も、「チャリティーウォークをやるという話は聞いていなかったし、チャーリーからの連絡はなかった。」とロサンゼルス・タイムズ紙の取材に語り、戸惑いを隠せない。その一方で、「彼が寄付を集め、病への認識を高めてくれるのはありがたい。」としている。

不名誉な病気、と思われがちな躁うつ病だが、キャサリンしかり、チャーリーしかり、スターの力で社会的認知が高まるのは良いことといえる。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)