イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達・番外編】キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、夫マイケル・ダグラスのがん闘病の心労から躁うつ病に。

女優キャサリン・ゼタ・ジョーンズ(41)が、ステージ4の喉頭がんを克服した夫の俳優マイケル・ダグラス(66)の闘病に際して、心痛のあまり「躁うつ病」を患い、治療を受けていたことが分かった。

キャサリンの精神疾患については、代理人が『People』誌に対し「双極性障害II型(躁うつ病)を治療するため、メンタルヘルス施設に短く滞在していた。」と明らかにしたもの。キャサリンは先週6日、コネチカット州のシルバー・ヒル精神病院に入院し、アルコール・薬物依存患者と同じ病棟で、5日間の治療を受けたという。

すでに治療は終了し、キャサリンは「大変良い気分で、出演予定の2本の映画の撮影スタートを楽しみにしている。」とのことだ。そのうちの1本は、俳優ジェラルド・バトラーらと共演するコメディ『Playing the Field(原題)』で、米ルイジアナ州ですでに始まっている撮影に、まもなく参加するものと思われる。

双極性障害(躁うつ病)II型とは、うつ状態と躁状態を繰り返すI型に対し、軽い躁状態がたまに見られるだけで、より長いうつ状態が続くというもの。

ステージ4の喉頭がんを発表した夫のマイケル・ダグラスの闘病に、妻として献身的に尽くしたキャサリン。「マイケルは普段疲れるということのない人なのに、その夫が疲弊しているところを見るのが辛い。」と語っていた。躁うつ病は、こうした人生のストレスや生活の変化により引き起こされるとされ、全米で600万人が罹患しているという統計もある。

抗がん剤治療により幸いにもマイケルのがんは消え、ことし1月のゴールデングローブ賞授賞式には元気な姿を見せたが、もちろんその脇には、嬉しそうに寄り添う妻キャサリンの姿があった。ほっと胸をなでおろしたに違いないが、自身が映画の仕事を新たに受けるにあたり、最高の状態に体調を整えたいという思いから、今回の入院となったようだ。

入院直前には出身地の英国ウェールズに飛び、両親と共に自宅のあるコネチカット州に戻ったキャサリン。自分が治療を受けている間の子供達の世話を、両親に任せたという情報もある。こうした精神疾患に、家族の助けは非常に大きいもの。ぜひしっかりと病を治して、活躍しつづけてほしい。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)