イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】故エリザベス・テイラー葬儀開始がダラダラした “大事なワケ”。

ここは何人もの超有名ハリウッド・セレブたちが眠る高級墓地、「フォレスト・ローン・メモリアル・パーク・グレンデール」。23日に他界した大女優エリザベス・テイラー(享年79)の葬儀および埋葬のため、24日には親類や友人が続々とリムジンで同墓地に入って行った。だが…。

先にお伝えした通り24日、テイラーの亡骸は美しい棺に入れられてLA郡検視当局から同墓地へと運ばれた。葬儀は故人の要望通り大変プライベートなものになり、親類以外は本当に親しい友人のみが参列したという。当初開始時刻は午後2時と発表されていたが、神父さんも参列者も全員揃ったというのに何も始まらない。15分遅れた所で、ようやく代理人がこのようにアナウンスした。

「皆さんお待たせしました。式は2時開始の予定でしたがミス・テイラーは私に、最低でも15分間は遅らせるようにという指示を残していました。“たとえそれが自分の葬儀であっても、彼女はやはり皆さんを待たせることが好きなんです” と告げるようにとも仰せつかっております。」

彼女は闘病生活にあっても、常に濃いめのメイクとカラフルなファッションを好んでいた。逝く時もなお、スポットライトの中、ついに登場すれば割れんばかりの拍手と歓声、それがプライド高き大女優エリザベス・テイラーであると自負していたのであろう。

葬儀では俳優コリン・ファレル、息子で俳優のマイケル・ワイルディング・Jr.さん、娘のリザ・バートン・ティーヴィーさん、孫のタークイン・ワイルディングさんらによる詩の朗読、そして孫のリス・ティーヴィーさんによる “Amazing Grace” のトランペット独奏が素晴らしかったようだ。

テイラーの亡骸は、心の友であった故マイケル・ジャクソンも眠っている同墓地の中でも特別な「大霊廟」に、ガーデニア、ヴァイオレット、すずらんなどのたくさんの花と共に埋葬された。なお、一般向けの「お別れの会」についても、間もなく発表があるものと思われる。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)