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【パソコン快適活用術】夏場の電力事情に対応できるパソコン冷却の方法

関東圏は現在のところ計画停電で節電を図っているが、これから先、春にかけては電力需要が少し下がるものの、酷暑の季節には電力需要が跳ね上がるので、節電が続けば、エアコンの使用自粛も想定しなければならない。エアコンは止めることができても、仕事で使うパソコンは止めるわけにはいかない。そこで熱に弱いパソコンを効果的に冷却する方法について紹介する。

古いコンピューターユーザーならば記憶にあるだろうが、コンピューターはもともと摂氏20度前後の空調の効いた部屋で使うのが基本だったのである。

パソコンの冷却性能が向上したとはいえ、平時における夏場のクールビズ(28度)であっても、パソコンには厳しい環境だ。

2011年の夏に冷房自粛が起きれば、室温30度超えは確実であり、パソコンが突然の熱暴走を起こしたり、いきなりハードディスクがダメージを受ける可能性もある。

そこで、まず、すべてのユーザーが簡単に実行できる冷却方法は、冷却ファン周辺のホコリを清掃することである。

エアーダスターがあれば、ホコリを飛ばすことができるが、長い間清掃していないパソコンでは、湿気を含んだ綿ゴミとなってファンにこびりついていることも多い。

冷却ファンの周りのビスを外して部分的分解掃除を行っておくことも必要だ。

また、ノートPCはデスクにそのまま置いて作業をすると、放熱効率が低下する。冷却ジェルシートを敷くのも良いが、放熱を考慮したアームスタンド上に置くのも効果的である。

さらに、前回も紹介したバックアップであるが、データバックアップは毎日行い、ハードディスクのイメージバックアップも適宜行っておいたほうがよいだろう。

Paragon Drive Backup 10を使えば、ハードディスクがクラッシュして代替PCをあてがわれたときに、ただちに環境を復元することができる。

また、業務用PCであれば、初期状態のハードディスクのクローンを待機させておくという措置も必要である。

これならば、換装したあとデータファイルを書き戻すだけで、すぐに業務継続が可能だ。

なお、仮に電力供給が十分にまかなえるようになったとしても、こうした夏場に向けた措置は普段から行っておくようにしたいものである。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)